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テクノロジーを活用することで、いかに人々の暮らしを豊かにできるか発信してきたCEATECは、2000年に第1回が開催され、年々規模を拡大、デジタル家電見本市として発展しました。2016年に脱・家電見本市を宣言、「IoT」と「共創」で未来の社会や暮らしを描く「Society 5.0の総合展」へと大きく生まれ変わりました。現在は、イノベーター10万人のための共創の場として、新しい形の「デジタルイノベーションの総合展」を志向しており、684社／団体が出展、幕張メッセ会場には約9万人が来場しました。

CEATEC 2023 オープニングレセプション

開幕前日となる10月16日、パレスホテル東京にて、オープニングレセプションを開催しました。岸田文雄内閣総理大臣、鈴木淳司総務大臣、西村康稔経済産業大臣、河野太郎デジタル大臣にご祝辞を賜り、会場には官公庁関係者、各社経営幹部など約700名にご参加いただきました。

また、会場では「CEATEC AWARD 2023」の経済産業大臣賞、総務大臣賞およびデジタル大臣賞の受賞企業に対して賞状と盾を贈呈しました。

総務大臣賞

空間セキュリティマネジメントソリューション（株式会社東芝）

経済産業大臣賞

金属インクジェット印刷技術を用いた環境負荷低減PCB（エレファンテック株式会社）

デジタル大臣賞

世界最小最軽量級のカメラが「働く」を変える。リアルタイム映像DXソリューション“Xacti LIVE（ザクティライブ）”（株式会社ザクティ）

CEATEC CONFERENCE

幕張メッセ国際会議場でのコンファレンスを4年ぶりに開催しました。大ホールにおけるセッションでは、高市早苗内閣府特命担当大臣、河野太郎デジタル大臣にそれぞれご登壇をいただきました。現職大臣がCEATECのコンファレンスに登壇するのは今回の開催が初めてです。展示会場内の4つのステージにおいてもプログラムを展開し、オンライン配信を含む全会場にて計200以上の講演をお届けしました。

パートナーズパーク

「心ゆたかな暮らし」と「持続可能な環境・社会・経済」を実現するデジタル田園都市国家構想というテーマのもと、デジタル田園都市国家構想特設パビリオンや東京都生活文化スポーツ局をはじめ、ALANコンソーシアム、Green x Digitalコンソーシアム、JEITAスマートホーム部会、電子部品部会／ディスプレイデバイス部会といった主催者企画まで、多種多様な企業／団体が集結しました。130以上の企業／団体が参画するエリアとして、未来の社会や暮らし、共創による成果を広く発信しました。

次世代に向けた取り組み

展示会場内には、未来を担う学生にスポット当てたステージ「Future-Hub」を設置し、技術の基礎知識を紹介するプログラムや、学生とトップリーダーとの対話型トークセッションを実施しました。また、半導体部会による「JEITA半導体フォーラム2023」をはじめ、学生を来場対象に据えたブースも出展、次世代の社会を担う人材の育成・支援を積極的に発信しました。

主催者ツアー

政府・官公庁幹部によるご視察をはじめ、各国の駐日大使の方々などにご参加いただき、JEITA会員企業との連携の可能性を生み出す機会となりました。ツアー訪問先の企業／団体の窓口担当および説明員の皆様に毎回丁寧にご対応をいただきましたことに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

CEATEC 2024

CEATECはSociety 5.0が実現するこれからの社会や暮らし、最新のテクノロジーを「見て」「聴いて」「感じて」「考えて」いただける場を世界中の人々に提供し、出展者・来場者と共に、未来に向けた新たな共創を生み出すことを目指します。「CEATEC 2024」は、2024年10月15日（火）～18日（金）の4日間、幕張メッセにて開催予定です。