事業内容
Business activities

課題解決

社会的要請や産業界における共通課題の解決に向けた取り組み

Society 5.0の実現には事業環境の整備や共通課題の解決が求められています。
会員企業の競争力強化と産業界の社会的な責務を果たすため、
業界全体の課題などに対して、積極的な取り組みを続けています。

通商課題

デジタル貿易の発展と国際競争力の強化に向けた環境整備に取り組んでいます。とりわけ、データ流通の促進はAIや5G等の最先端分野の発展に不可欠という認識の下で、企業にとって重要な技術や個人情報を保護しつつ、国境を越えたデータ流通の自由化をグローバルレベルで実現するために活動しています。実現に向けて日米欧の産業界が一体となり、各国政府への働きかけやG7・G20などの国際的な枠組みでのデジタル分野の自由化に向けた合意を促すとともに、電子商取引交渉の早期開始をはじめとするWTOの改革を目指した取り組みに協力し、FTAの推進を図っています。

 

2019年5月、世界のデジタル産業界によるG20貿易デジタル経済大臣会合に向けた共同提言を公表し、合意を促しました。

2019年5月、世界のデジタル産業界によるG20貿易デジタル経済大臣会合に向けた共同提言を公表し、合意を促しました。
標準化の推進

IECやISOなど国際標準化機関の活動に積極的に取り組んでいます。国際議長、幹事、副幹事は22件、国内審議団体として委託を受けている国内委員会は37(TC、SC、TA、JTC1関係)に及びます。JEITAが所管する製品分野の国際標準の開発はもとより、新規に提案された、IoT社会を実現する基板技術として期待される「プリンテッドエレクトロニクス(IEC TC119)」やIoT社会の発展において人とインターネットの融合に欠かせないデバイスとして幅広い分野で期待される「ウェアラブルエレクトロニクス(IEC TC124)」といった国際標準の開発にも取り組んでいます。また、IECでは、SyC AAL(Active Assisted Living : 自立生活支援)を皮切りにシステム標準への取り組みが活発になっており、新設されたSyCSmart Manufacturing等についても関係団体と協力して対応しています。さらに、ISOとIECの共管であるJTC1に設置されたSC42(人工知能)についても、国内審議団体である情報処理学会が運営する委員会に参加し積極的に協力しています。JEITAでは、国際標準活動への参画とあわせて国内標準開発も推進しています。JEITAが所管する各分野について500件を超えるJEITA規格を発行するとともに、産業界が必要とするJISの開発にも努めています。

環境・エネルギー対策

環境を巡る諸課題は、エネルギー問題/温暖化対策、化学物質管理、循環型社会の形成など多面的な観点を有し、それらが国内・海外各国・グローバルで個々の展開がされ、複雑化・多様化が進んでいます。この流れに則した企業の対応の重要性が一層高まる中、JEITAは国内外の動向をいち早く捉え、的確な対応・対策につなげています。また、Society 5.0の実現は、社会全体での効率化を導き、包括的な環境負荷の低減をもたらすと期待されています。JEITAは、Society 5.0実現の中核を担う業界として、環境と経済が両立する社会を目指し、幅広い業種と連携しながら、社会の環境側面で貢献するIT/IoT製品(機器、部品・デバイス、ソリューション・サービス)の導入促進に積極的に取り組んでいます。

『物流の省エネを実現するIT/IoTソリューション~IT/IoTソリューションと企業の取り組み紹介~』

会員企業が提供する物流の省エネにつながるIT/IoTソリューションと、会員企業による物流省エネ取り組みを紹介しています。

物流の省エネを実現するIT/IoTソリューション
人材育成

産業・社会のグローバル化が進展する中、大学、産業界が連携して社会に求められる人材を育成していくことは、わが国全体の重要な課題です。JEITAでは、産学による効果的な教育プログラムの開発・実践・改善を通じ、IT・エレクトロニクス産業の人材育成体系の基盤を構築し、大学生を対象とした講義や、理数系離れが懸念される小学生から高校生に向けた技術者・研究者による授業等を実施しています。また、IT・エレクトロニクス産業の魅力やCPS/IoTに不可欠なデータやセキュリティを扱う人材の重要性、育成の必要性等について、セミナーやシンポジウムを開催し、発信しています。さらに、標準化に携わる人材育成を進めるなど、当産業の将来を担う人材の育成に取り組んでいます。

サイバーセキュリティ

IoTは社会のあらゆる分野に浸透してきており、様々な機器がインターネットに接続されています。これに伴って、セキュリティに十分配慮できていない機器やセキュリティ意識が不十分なままでの利用が増えつつあり、情報漏洩やサイバー攻撃の起点となる脅威が発生しています。JEITAでは、IoT機器のサイバーセキュリティ対策は産業界共通の重要課題と認識しており、機器の特性や重要度、国際連携、自主的取り組みの在り方等を踏まえての取り組みを行っています。また、重点分野として期待されているスマートライフにおいては、住まいにおける生命や財産を守るため、住まいに関わるあらゆる産業の事業者が、立場を超え互いに理解し協調することによって、バリューチェーンを確保するためのセキュリティ対策について検討を進めています。

関西支部の取り組み

関西支部は、近畿経済産業局をはじめとする関連機関と協力し、CPS/IoTを活用した地域の活性化を目指す事業を推進しています。また異業種・ベンチャー企業と連携して新たなビジネス機会・マーケットを創出する活動や、技術・環境に関する公開セミナー等、地域における最新情報の発信にも取り組んでいます。さらに、会員企業による大学での講義や、小学生を対象とした電子工作の体験教室など、地域に根差した人材育成の活動も積極的に進めています。

2018技術セミナー

「イノベーションを通じた日本の成長戦略」をテーマに
「2018技術セミナー」を開催しました。