認証制度活用事典 第6版について
本書は1999年に初版が発行され、その後改訂を重ね、今回第5版の発刊から5年の歳月が経過したのを機に、これまで未掲載であった国・地域のうち、近年、制度の変更が頻繁に行われ、JEITAからも意見提言等を行った国の認証制度に関する情報を新たに追加するとともに、全体の見直しを行い、認証制度活用事典(第6版)を発行いたしました。認証業務に携わる方々はもとより、標準化部門、法務部門、輸出管理業務等に携わる方々には必ずお役に立つ事典です。
※先着100部までご希望の方に書籍版(A4判281ページ)を別途送料880円かかりますが、お送りいたします。
【目次】
序章:本書の趣旨とその効果的活用
第1章:認証の基本概念
1.1 認証とは
1.2 適合性評価の概念
1.3 何故認証が必要か
1.4 認証の歴史と変遷
1.5 認証制度の基本エレメント
第2章:国内外認証制度の現状
2.1 各国の製品認証制度
2.2 工場検査と品質マネジメントシステム認証
2.3 IECにおける適合性評価制度
<附属資料2-1-1>国内外電気安全適合 (認証)マーク制度一覧表
<附属資料2-1-2>主要な欧州各国の認証マーク一覧表
第3章:認証制度を取巻く国際情勢
3.1 WTOとTBT協定
3.2 相互承認
3.3 経済ブロックにおける認証制度の情勢
3.4 試験・認証機関の認定制度と相互承認
第4章:試験・認証機関の効果的活用
4.1 規格へのユーザ提案
4.2 認証制度へのユーザ提案
4.3 認証制度の賢い活用
4.4 試験・認証機関の賢い選択
4.5 認証制度の量産管理への展開
<附属資料4-1シリーズ> 試験・認証機関のご紹介
第5章: 認証の将来展望
5.1 自己責任時代の適合性評価活動
5.2 メーカが主役の認証制度実現に向けて
第1章: 認証の基本概念
電気・電子製品がどのような規制を受け、どのような基準に適合したものが供給されているのか、認証に関する基本的な考え方が書かれています。
第2章:国内外認証制度の現状
認証の基本概念を理解した上で、国・地域別認証制度および国際的な相互承認制度に焦点を当て認証の専門家として知っておくべき最低限の情報を述べると同時に、認証制度に大きく影響を及ぼす世界の構造的変化についても触れています。
第3章:認証制度を取巻く国際情勢
企業のグローバル化が進展する中、基準認証制度の乱立は自由貿易を阻害するひとつの要因となっており、この阻害要因を可能な限り撤廃するため、世界レベルでの認証結果の受入れを実現するために推進されている国際的な基盤整備の動向について説明されています。
第4章:試験・認証機関の効果的活用
認証制度の中で重要な役割を果たすのは、評価を行う試験・認証機関です。法的な規制により試験・認証機関が指定されている場合を除いて、それらの機関の選択は企業が行います。この章では、まず規格の作成と認証制度の在り方への関与としての企業からの意見反映方法、次に主要な認証制度が備えている効率化プログラムについて説明します。
最後に試験・認証機関の適切な選択と効果的な活用について、企業の自己責任の観点から述べられています。
第5章: 認証の将来展望
認証制度の今後に視点を移し、国際整合化の動きを中心とした認証の将来展望を述べるとともに、これに対処するためのメーカのあり方が述べられています。
刊行物についてのお問い合せは、JEITAサービスセンターまでお願いします。
TEL:03-5218-1086 FAX:03-3217-2725 E-mail:support@jeita.or.jp