刊行物
PUBLICATION

カートを見るカートを見る

(冊子版)移動電話に関する市場調査報告書[2023]
~混沌の時代に対峙するスマートフォン市場~

A4判55ページ(2023年3月)
頒価会員11,000円 会員外22,000円
移動電話WG

2010年以降のスマートフォンの急速な市場拡大、2011年にLTE(Long Term Evolution)サービスがスタートしたことで高速通信環境は急速に拡大し、動画閲覧機能や電子書籍閲覧機能、オンラインゲーム機能などの有料サービスが拡がるなど、利用シーンに応じて端末を複数台持ち、使い分けをする動きが拡がっている。

2015年にはSIMフリー(Subscriber Identity Module)やMVNO(Mobile Virtual Network Operator 仮想移動体通信事業者)を背景とした格安スマートフォンが登場し、2016年から2017年へと市場が拡大している。2018年はIoT市場(Internet of Things)の拡大に伴うM2Mモジュール(Machine To Machine 機器間通信)の需要増、2019年は5G対応によるプレサービスが出現した。2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による需要低迷などで市場は減少した。ただし、スマートフォンの生産が挽回されたことや、通信事業者による3G端末からの買い替え促進施策の効果等により、2022年は、KDDIの3Gサービス終了に伴う5G端末への機種変更需要が見込まれ増加が期待されたが、原材料費の高騰や円安による影響に加えて、法改正による通信と端末の料金分離化のため端末価格が全体的に上昇したことが影響し減少した。2023年以降は、キャリアによる3Gサービス終了に伴う3G端末からの買い替え需要および、前年のスマートフォン買い控えの反動需要などの影響により増加が期待されている。

そのような中、移動電話の市場動向の把握、業界自主統計の整備、市場における課題の把握と対応や新規需要の創造および市場育成を目的として、2022年度の活動を行った。業界自主統計だけでは把握できない国内需要台数を推計するとともに、2028年までの見通しをとりまとめた。

また、注目市場に関するヒアリング調査として、今後成長が期待される中古端末市場及びIoT市場の動向を調査するため、MMDLabo(株)、(株)Belong、(株)ソラコムの3社へヒアリングを行い結果をとりまとめた。
<目次>

本資料の取扱について(ご注意)

【禁無断転載】
本資料の内容の一部または全部を無断で複写複製することは、法律で認められた場合を除き、著作権及び出版者の権利の侵害となります。

【開示や公表の制限】
本資料と、これに含まれる情報は、本資料の購入者だけに提供しているものです。それ以外への開示や公表は行わないようにご注意ください。
ただし、本資料の購入者は、出典を明記すれば、グラフ加工データの社外利用を許可します。
(営利目的・商用利用は不可。)

刊行物についてのお問い合せは、JEITAサービスセンターまでお願いします。
TEL:03-5218-1086 FAX:03-3217-2725 E-mail:support@jeita.or.jp