刊行物
PUBLICATION

環境調和型先端実装技術成果報告会2015

A4判 146頁（2015年7月発行）
頒価会員5,500円　会員外11,000円
知的基盤部

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概要説明
JEITA/実装技術標準化専門委員会では、1997年から継続して鉛フリー化活動に取り組み、成果の普及に努めてきました。本書は2015年7月17日に開催した『環境調和型先端実装技術成果報告会2015』の報告書です。
本書は、経済産業省（METI）「部品内蔵基板の設計データフォーマットの国際標準化」をはじめ、鉛フリー化関連では、フロー槽材料の耐エロージョン性評価試験方法のIEC規格化状況、高温はんだ・合金等の適用除外規定見直しに関するEU-ELV指令の動向、高温はんだの鉛フリー化、JEITAプロジェクト「第2世代リフロー用鉛フリーソルダーペーストの標準化」の結果を受けた、第2世代低銀系ソルダーペースト標準品の市場動向等、多岐にわたるテーマを多数盛り込んでいます。その他、ウェアラブル機器の拡大に伴い、重要性が増している0201極小部品実装において、部品、はんだ、実装機それぞれの視点からの現状と今後の課題についての報告、実装技術標準化専門委員会が独自に取り組んでいる活動として、現在主流になっているSn-Ag-Cu系鉛フリーはんだの接合寿命予測等についても盛り込んでいます。
収録の概要は以下のとおりです。
1. METIプロジェクト「部品内蔵基板の設計データフォーマットの国際標準化」の取り組み状況
2. 部品内蔵基板設計データフォーマット標準化の有効性
3. フロー槽材料の耐エロージョン性評価試験方法のIEC規格化状況
4. 「パワーデバイス実装の国際標準化」への取り組み
5. 「0201実装の現状と今後の課題」（1）部品関係　－世界最小 0201サイズチップ積層セラミックコンデンサの実用化－
6. 「0201実装の現状と今後の課題」（2）はんだ関係　－0201部品の実装に求められるはんだ材料特性－
7. 「0201実装の現状と今後の課題」（3）実装機関係　－実践!!　0201部品の量産実装技術－
8. EU-ELV指令の動向（高温はんだ、合金等の適用除外規定見直しについて）
9. JEITAでの高温鉛入りはんだの鉛フリー化への取り組みについて
10.JEITA第2世代低銀系ソルダペースト標準品の市場動向と課題
11.SAC系はんだ接合寿命予測に関する苅谷モデルの実証実験（その3）
12.Sn-Ag-Cu合金における疲労き裂進展挙動の結晶方位依存性
※バックナンバー
環境調和型先端実装技術成果報告会2014