概要説明
JEITA/実装技術標準化専門委員会では、1997年から継続して鉛フリー化活動に取り組み、成果の普及に努めてきました。本書は2013年7月11日に開催しました『環境調和型先端実装技術成果報告会2013』の報告書です。
本書は、3か年の活動の最終報告となるMETIプロジェクト『フロー槽材料の長期信頼性に関わる各種特性の評価試験方法に関する標準化活動』と、最終報告書ETR-7028の発行を完了したJEITAプロジェクト『第2世代リフロー用鉛フリーソルダーペーストの標準化活動』の2テーマに関する報告を軸とし、2016年に改定予定のRoHS適用除外対象の動向、METIプロジェクト『部品内蔵基板の設計データフォーマット』の概要、カーエレクトロニクスの基礎を支える『高温鉛入りはんだの鉛フリー化』といった、いま、業界が直面している課題やトピックスを多数盛り込んでおります。
収録の概要は以下のとおりです。
1.極小表面実装部品の新しいぬれ性試験方法
2.「部品内蔵基板の設計データフォーマットの国際標準化」への取り組み
3.EU-RoHSを中心にした世界の製品含有化学物質規制の動向について
4.高温鉛入りはんだの鉛フリー化への取り組み
5.METIプロジェクト「フロー槽材料の長期信頼性に関わる各種特性の評価試験方法に関する標準化活動」 3年目の取り組みについて
6.窒化処理膜などの拡散タイプ処理膜の損傷メカニズムと評価試験方法
7.セラミックコート膜などのコーティングタイプ膜の損傷メカニズムと評価試験方法
8.フロー槽材料の耐エロージョン性評価試験方法のIEC及びJIS規格化状況
9.JEITA 第2世代低銀系ソルダペースト標準品の市場動向
10.JEITA 第2世代低銀系ソルダペースト標準品の採用事例
11.SAC系はんだ接合寿命予測に関する苅谷モデルの実証実験
12.Sn-Bi共晶合金の変形機構と疲労寿命
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