平成20年度の活動は、昨年度につづき、市場動向の実態把握としてネットワークストレージ装置の動向の把握、市場規模予測に向けた、出荷自主統計の整備を行った。本自主統計については、今後も継続的に調査を行っていく予定である。
また、二つ目の大きな活動として、ユーザ利用動向調査を行った。近年、情報システムにおいてはSAN/NAS等のネットワークストレージ装置(外付けストレージ装置)が信頼性の高い記憶装置として支持されている。また、ディザスタリカバリやコンプライアンス対応等ストレージ装置に対するニーズは幅広い。
このような状況を踏まえ、当委員会では、今後のネットワークストレージの更なる利便性の向上に寄与することを目的として、国内で販売されているSAN/NAS等のネットワークストレージ装置の利用動向に関する調査を平成15年度より継続して行っている。
本報告書では、平成20年度に実施したアンケート(有効回答90件)に対し、分析を実施した。
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