統計資料
STATISTICS

統計資料
2005年度下半期(2005年10月~2006年3月)受信システム機器国内出荷実績


受信システム機器国内出荷実績
(1) テレビ受信アンテナ
 2005年度下半期のテレビ受信用アンテナの国内出荷数量は1,093千本、前年比24.8%減となり、2005年度通年でも2,195千本、前年比21.9%減となった。
 これは主にCATVへの加入世帯増(前年比7%増:総務省報道による)やアナログ周波数変更対策によるアンテナ交換の減少、さらには経年劣化による更新需要減によって出荷数量が減少したものである。

(2) 能動機器
 2005年度下半期の能動機器の国内出荷数量は976千台、前年比11.0%減となり、2005年度通年でも1,890千台、前年比7.6%減となった。
 これはCATV事業者の伝送路設備投資の停滞、アナログ周波数変更対策での増幅器使用減、CATV加入に伴うUV増幅器の需要減などで出荷数量が減少したものである。但し、共同受信設備のグレードアップに使用する光伝送機器は増加している。

(3) 受動機器
 2005年度下半期の受動機器の国内出荷数量は8,388千台、前年比4.0%増となり、2005年度通年でも15,783千台、前年比2.9%増となった。
 これは地上デジタル放送の浸透と新たな地域へのサービス開始に伴う、デジタルテレビや録画機器の需要が大幅に増加し、これに伴い接続に必要な分配器や、分波器などの需要増につながった。また、集合住宅でデジタル・アナログ混在受信に伴う受信レベル調整器や混合器の使用増もあり出荷数量が増加したものである。

 
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