クラウド連携によるスマートライフサービス提供に関する
JEITA標準モデル Ver. 1.0
スマートライフ市場とは、IoT家電等により、宅内外の機器の利用情報や環境情報を収集し、生活上のあらゆる情報をつなげ、消費者のニーズを踏まえこれらの情報(複数の情報を組み合わせ分析した情報を含む)の利活用を推進し、生活の不便を解消するなどの多様なサービスを提供する新たな市場です。
宅内で利用される様々な家電/住宅設備機器等が収集する住まい手の生活データを連携・活用することで、個人のニーズに応えるだけでなく、社会課題の解決にも寄与する様々なサービス等が創出され、我が国が目指すSociety 5.0社会の実現にもおおいに貢献が期待されています。
一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)では、スマートライフ市場の更なる拡大に向け、特に消費者にとって分かりやすくサービスを提供できるよう、標準的な消費者へ提示するUI及び事業者間のクラウド連携手法について、本市場に参入を希望する事業者が共通で目標とするべき仕様を明らかにするため、「クラウド連携によるスマートライフサービス提供に関するJEITA標準モデル Ver. 1.0」を定めました。本標準モデルを機器・サービス・アプリ等の開発時に参照してもらうことで、以下のメリットが期待できます。
- 機器メーカ/サービス提供事業者:標準モデルに沿ったUIを整備することで、機器のネットワーク接続率やサービス加入者が向上する。
- ユーザ:機器のネットワーク接続手順やサービス加入の手順を理解しやすくなり、複数機器の接続意欲が向上する。
- 販売者:複数メーカ機器の説明が共通化され、商品やサービスを消費者に訴求しやすくなる。
JEITA標準モデルにより、企業間連携が促進され、スマートライフ市場の拡大が円滑化する一助となれば幸いです。
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