IEC TC48/SC48D 東京会議報告
屋内・屋外で電気電子機器を収容する筐体に関する規格を扱う IEC TC48/SC48Dの国際会議が、2025年10月21日~23日に東京で開催されました。
今回の東京開催は、SC48D日本委員会が2024年より招致を働きかけ、メンバー主体となって準備を進めてきたものです。その成果として、会議では規格化推進に向けた活発な議論が行われました。以下、その様子をご紹介します。
IEC SC48Dについて
IEC SC48Dでは、屋内および屋外環境において電気・電子機器を収容・保護する機械的構造、それらに関する環境試験方法や熱管理方法などの規格の開発および保守を行っています。概要は以下のとおりです。
- 国際議長国:日本
- 国際幹事国:ドイツ
- Pメンバー(エキスパート参加国):8カ国
- Oメンバー(オブザーバー参加国):20カ国
- WG(ワーキング・グループ)数:3
- MT(メンテナンスチーム)数:1
- 日本での審議団体:JEITA
日本は、国際議長に加え、WG4およびMT1のコンビナを担当しています。
東京会議概要

TC48/SC48D 会議の様子東京・大手町の会議室を会場として、国際会議を開催しました。
会議には計11名が参加し、以下のスケジュールで規格審議が行われました。
- 10月21日:WG2、WG4
- 10月22日:WG5、MT1
- 10月23日:プレナリー会議
会議では、新規規格提案1件、技術仕様書および報告書の新規提案2件、既存規格の改定4件が審議され、いずれも次のステップへ進む承認が得られました。
また、2025年12月に退任予定の Secretary(Arno Bergmann 氏)に対し、感謝と慰労の意を込めて、東京会議参加者より記念品を贈呈しました。

記念品の贈呈(右:Arno Bergmann氏)
TC48/SC48Dメンバー
ウェルカムパーティー(懇親会)

懇親会にて会議場近くの料理店にて、会議参加者および関係者にお声掛けし、懇親会を開催しました。参加者同士の交流を深める有意義な機会となりました。
今後の国際会議
次回の国際会議は、2026年11月にハンブルク(ドイツ)で開催される総会に併せて実施されることが決定しました。