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活動報告グリーンイノベーション部

「電機・電子業界サーキュラーエコノミービジョン」を策定

サーキュラーエコノミーのグローバル原則や各国地域の新たな政策等を踏まえ、電機・電子業界としての姿勢を表し、政府・投資家・関連業界等のステークホルダーに対して電機・電子業界の立場を明示し、電機・電子業界各社における取り組みの方向性を示すため、「電機・電子業界サーキュラーエコノミービジョン」を2025年3月に策定、4月に公表いたしました。

近年、欧州のサーキュラーエコノミー行動計画(CEAP)や、CEREPをはじめとするサーキュラーエコノミーに関する国際的な原則の策定など、各国・地域における新たな政策の展開が進んでいます。これに伴い、バリューチェーン全体における循環性の向上に対する社会的要請は日々高まっています。我が国においても、「成長志向型の資源自立経済戦略」が策定されサーキュラーパートナーズ(CPs)の枠組みがスタートするなど、循環型社会への移行に向けた取り組みが加速しています。
こうした背景を踏まえ、電機・電子業界としても、バリューチェーン全体で資源価値の最大化を図り、循環型社会の実現に貢献することが求められています。そこで今回、業界としての方向性を明確にするため、電機・電子4団体(JEITA・JEMA・CIAJ・JBMIA)共同で「電機・電子業界サーキュラーエコノミービジョン」を検討、審議し、策定いたしました。本ビジョンの策定にあたっては、サーキュラーエコノミー実現の道筋として、企業“自ら”が循環型経済への取り組みを進める「Adopters」としての役割に加え、技術やソリューションの提供を通じて“社会全体”の循環性向上に貢献する「Enablers」としての役割を果たしていく姿勢を盛り込みました。
このビジョンが、電機・電子業界に身を置く皆様はもとより、電機・電子業界と関係するあらゆるステークホルダーの皆様にとっても進むべき方向を定める一助となれば幸甚です。
JEITAでは、持続可能な社会の確立に向けたデジタル技術の役割を追求し、このビジョンが示す方向性に沿って取り組みを深化させることで、電機・電子業界が経済成長とグリーンの好循環の牽引役となるよう、これからも活動を推進してまいります。

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グリーンイノベーション部:小林

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