Activity
活動報告関西支部

神戸大学でのJEITA関西講座

関西IT・ものづくり技術委員会/産学連携分科会では、 会員各社よりエンジニアを大学に派遣して講義を行う「JEITA関西講座」を、神戸と大阪、両大学の大学院工学研究科で継続実施しています。

例年、前期は神戸大学で実施します。特別講義Ⅱ「企業における研究・開発の実際」の講義名で2006年度にスタート、今年で19年目となりました(2013年度より関西工学教育協会電気分科会と共同実施)。大学側からも高い評価を得ており、工学研究科HPで「特色のある科目」として紹介されています。
講義は、学生の皆さんに「①産業界のものの考え方、仕事の進め方を知り、②技術・研究開発と社会との関わりについて考え、③エレクトロニクス業界への興味・関心を深めてもらう」ことを目的としています。
今年度も産学連携分科会の各社より第一線のエンジニアを派遣いただき、4月に行った大学側との打合せでは、電気・電子工学専攻長の北村雅季 教授よりご挨拶いただきました。(写真)

講義は5月以降、毎週金曜日に右表の通り実施されました。
各回90分の講義では、まず講師より会社と自らの紹介を含め50分程度の講演、続いて学生によるグループワーク、最後に質疑応答を行ないます。今年度の新たな試みとして、全講義の終了後に学生は担当する企業毎に分かれ、改めてグループワークを行い、成果を発表しました。さらに各社を訪問し、講師に講義テーマに関するインタビューを実施、学びを深めることができました。
博士課程前期1年のほぼ全員にあたる約60名が受講。講義に関する学生へのアンケートでは、「とても有意義」、「有意義」が95%と、高い評価を得ることができました。


講義の様子
講義スケジュール

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