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新年賀詞交歓会(会員企業など約700名が出席)

2024年1月9日に東京・芝公園の東京プリンスホテルにおいて新年賀詞交歓会を開催、会員各社のトップをはじめ、産官学より約700名に出席いただきました。
冒頭に能登半島地震および航空機事故の犠牲者への黙とうを捧げるとともに、乾杯は見送り、出席者は意見交換などを通じて懇親を深めました。
また会場では、被災地を応援する取り組みの一環として、加賀および能登の日本酒がふるまわれました。


会場風景

当日のハイライト

小島会長による主催者挨拶

主催者を代表して、小島啓二会長より挨拶があり、「デジタル技術を社会や経済のあらゆる場面で活用することが、気候変動や少子高齢化など重要な社会課題を解決しつつ、経済成長を実現するのに不可欠な時代となった」と述べ、「当業界が担う、半導体、電子部品、電子機器、ソフトウェアなどは、いずれも社会のデジタル化のカギを握る製品であり、JEITAは、これらの製品の開発や応用展開がやりやすくなるような事業環境の整備に注力をすることで、会員企業の事業拡大に貢献する」と年初の抱負を語りました。また、「デジタル化の動きは世界各国でさらに進んで、電子情報産業の世界生産額は最高値を更新する見通しであり、昨年登場した生成AIが重要なブレークスルーとなって、デジタル技術の社会実装が今後、ますます広がっていくものと期待される」と、Society 5.0の実現に向けて、デジタル技術が社会にさらに浸透していく見方を示しました。

岩田経済産業副大臣による来賓挨拶

また、来賓の挨拶として登壇した経済産業省の岩田和親副大臣は「経済産業の新機軸を強力に進めているところであり、国内投資を強力に後押しする国内投資促進パッケージもまとめている。日本経済の潜在成長率を引き上げていく。ぜひ大胆な投資を進めてほしい」と述べ、デジタル産業への期待を示されました。

津賀筆頭副会長による乾杯挨拶

その後、津賀一宏筆頭副会長による開会の挨拶があり、デジタルトランスフォーメーションに向けて、「実行するのはわれわれ、ここにいる方々だ」と述べ、共創の力が大事になると言及、「共創のきっかけ作りの場であるCEATECは今年、25周年の記念開催だ」と紹介し、CEATECへのより一層の参画を会員に対して呼びかけました。