インハウス動画制作のポイントをわかりやすく紹介
JEITAオーディオ・ビジュアル事業委員会の傘下にあるデジタルビデオカメラ専門委員会(委員長:佐々木勝彦/ソニー)では、「【コラム】インハウス動画のススメ」を作成し、ホームページに掲載しました。
近年、インフラの整備により、SNSのコンテンツも動画が増えており、動画投稿サイトにも大量の動画がアップロードされています。気が付けばPCやスマートフォンの広告、映像も動画が多くなり、企業PRや個人の趣味にも活発に活用されています。また、企業や店舗が制作会社に頼まず自ら社内用途やプロモーションの動画を制作する事例(インハウス動画制作)も増えてきています。
本コラムでは、このインハウス動画制作の方法をわかりやすく提示するため、家族経営のイタリアンレストランを例に、「①企画する」「②撮影する」 「③編集する」の三部構成でまとめました。以下に概要を紹介します。
第1部 企画する
企画は、動画制作の中で最も重要な工程です。撮影や編集に負荷を持たせがちですが、企画にかける割合を増やすことが、動画制作を成功させるポイントになります。
制作する動画の整理
① なんのための動画なのか?
② 誰に見てもらう、誰に伝える動画なのか?
③ 動画のイメージ(テイスト)は?
④ 予算・時間のマネジメント
第2部 撮影する
実際にビデオカメラ等を使用して撮影するにあたり、準備・撮影方法や注意点を列挙しています。本コラムでは以下のポイントについて説明しています。
- ・【まず最初に】撮影機材を決めて機材リストを作ろう
- ・【カメラ設定】撮影設定を決めましょう
- ・【撮影の基本】フレーミングとカメラアングル
- ・【実は重要】自然で違和感のない音を録ろう
- ・【ライティング】人物撮影は光を意識しましょう
第3部 編集する
第3部では、撮影した動画を編集し完成するまでの流れを列挙しています。
- ・【まず最初に】編集基礎情報 タイムライン一般論
- ・【編集実践編】各種編集テクニックを知ろう
- ・【音入れ】ナレーション
- ・やってみよう「マルチカメラ撮影とマルチカメラ編集」
- ・【動画編集ソフト応用機能】色・階調補正、Logなど
本コラムの詳細は、ホームページ(以下URL)に掲載されています。本コラムをきっかけに、さまざまな情報を検索したり、完成度の高い動画を視聴することで、ビデオカメラを利用したよりよい動画制作に取り組んでいただけたら幸いです。
■ JEITA AVC部会 AVC分野別情報
[デジタルビデオカメラ]
https://home.jeita.or.jp/cgi-bin/page/detail.cgi?n=1182&ca=14