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活動報告グリーンデジタル室

グローバルダイアローグ開催
~Green x Digitalの実現に向けて~

2022年10月17日、虎ノ門ヒルズにて、国内外のステークホルダーによるグローバルダイアローグを開催しました。この催しは、JEITA主催により、CEATEC 2022 ANNEX Tokyoのスペシャルセッションとして実施したものです。

グローバルダイアローグ 概要

なぜGreen x Digitalか

カーボンニュートラルなどの課題に取り組み、解決を図るためには、指標化が必要です。CO2はデータとして把握して初めて削減効果を測ることが可能になります。Digital技術を駆使したデータ駆動型社会の実現により課題解決に取り組みつつ産業発展を図ることが、Green x Digitalです。
当日はグローバルレベルで社会課題の解決に取り組む世界経済フォーラム、Gaia-X、Catena-X、サステナビリティに取り組むグローバル企業のイニシアチブWBCSD、Green x Digitalコンソーシアムが集い、コンソーシアム座長の東京大学越塚教授のファシリテートにより、データ連携を巡る政策合意への期待、社会実装を目指した取り組みの現在地、CO2の可視化の先端的プロジェクトについて共有しました。そして、これらの取り組みをGreen x Digitalという枠組みで再構成し、連携していくうえでの共通課題について議論を交わしました。

■登壇者情報:
https://www.ceatec.com/ja/conference/annex.html

解決のカギとなるものは

議論を通じて、データ連携により課題解決と産業発展に取り組むためには、信頼性、透明性、標準、セマンティクスなどが課題であり、課題解決にはデータの利活用を促進するインフラやプラットフォームの整備、デジタル技術の活用、グローバルレベルでの官民連携が不可欠であるとの認識を合わせました。

官民連携のマイルストーンは

日本政府が2019年G20サミットで提唱し諸外国政府に賛同を得たコンセプト“DFFT: Data Free Flow with Trust”は、Green x Digitalの推進において基盤となるものです。
2023年日本で開催されるG7サミットにおいて、そのコンセプトの深化と具体化を促すべく、産業界の連携を深めていくことに合意しました。

目指すところは

今後もグローバルレベルでの連携を通じて信頼と相互運用性のある仕組みを構築し、国境と産業の垣根を越えてCO2などのサプライチェーンデータ交換の促進を図っていきます。

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