Activity
活動報告関西支部

2021年度関西支部定時総会

関西支部では6月8日(火)に2021年度定時総会をオンラインで開催しました。

支部長挨拶

開会にあたり野村勝明 支部長(シャープ(株)社長)より挨拶がありました。

「パナソニックの長榮会長様がこの総会で副支部長を退任されます。長年にわたるご貢献に感謝いたします。昨年度はコロナ禍の一方で、DXが加速、新たな市場の可能性が広がりました。カーボンニュートラル等を含め、IT・エレクトロニクス産業の役割は拡大しております。JEITAはこうした変化に対応し、本部ではオープンコミュニケーションの確立に向けオフィスをリニューアルしました。支部でも関係各位のご協力によりコロナ禍の中で所期の計画は概ね実現しました。今年度もSociety 5.0の推進を掲げ、地域の活性化に貢献すると共に、経営視点に立った情報提供、将来を担う人材の育成等に取り組み、地域に根差した支部のあり方を確立してゆきたいと存じます。」

JEITAの取り組み

長尾尚人 専務理事より、5月にオープンした本部新オフィスのビデオ紹介と併せ、報告がありました。

「新オフィスはJEITA改革の一つの答えです。コロナ後の働き方を先取りし、リアルコミュニケーションの拠点に特化しました。中小事業者のデジタル化のあり方を示し、すべてのステークホルダーによるオープンコミュニケーションを目指すものです。JEITAにはデジタル化によるマーケット変革への対応が求められています。デジタル市場の創出に向け、従来の枠を脱した組織を次々に立ち上げ、昨年度は5G利活用型社会デザイン推進コンソーシアムも発足しました。今年度は、Green×Degital市場創出の取り組み、半導体の対応等をテーマにコンソーシアム・イニシエーターとして役割を果たしてゆきます。支部との連携も期待しております。」

支部2020年度事業報告、2021年度事業計画・体制

山田昌子 支部事務局長より説明がありました。

「昨年度は、①関連機関との連携による地域活性化、②人材育成等オープンコミュニケーション、③他業界との交流等による会員各社の競争力強化、④SDGsの対応、⑤支部レポート等による情報発信、⑥会員増強・委員会活動の活性化、に取り組み、支部総会をはじめオンラインを中心に多くの活動を進めました。また、関西支部規程を現状に即して改訂しました。今年度も、地域におけるDXやカーボンニュートラルの取り組み、大阪・関西万博に向けた連携、経営視点によるマーケットの取り組み、人材育成、等を推進してゆきます。支部長は引き続き野村勝明様にお願いしますが、副支部長は津賀一宏様、運営部会長は沖津雅浩様に交代となります。運営部会の副部会長には貴志俊法様、村田恒夫様にご就任いただきます。」

支部運営部会長挨拶

最後に沖津雅浩 部会長(シャープ(株)専務執行役員)より挨拶がありました。

「コロナ禍の中、昨年の各社決算は二極化を示しました。変化に対応し活路を見出してゆくためにお役に立つことが支部の課題となります。従来の活動のオンライン版にとどまらないあり方を求めてゆきますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。」
オンラインではありましたが、支部会員・各委員会委員より70名を越えるご参加をいただきました。