Activity
活動報告関西支部

2020年度関西支部定時総会

関西支部では、6月5日(金)に2020年度支部定時総会を開催しました。

例年、支部総会は近畿経済産業局長様、近畿総合通信局長様より祝辞をいただくと共に、NHK 大阪拠点放送局長様、大阪府商工労働部様、大阪市経済戦略局様はじめ多くの来賓をお招きし、支部会員会社多数出席の下、開催しておりましたが、今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催スタイルを大幅に変更し、議案および報告内容をあらかじめ支部正会員に送付、議案については書面による議決権行使を依頼しました。当日は、支部事務局を基点に最小限の人数でリモートにより開催しました。
総会では、まず第1号議案「2020~2021年度 支部役員候補」が賛成70、反対0で可決され、次の方々を支部役員に選出しました。(敬称略)

■支部長
野村 勝明
シャープ(株)代表取締役副社長執行役員
(6月29日付で代表取締役社長執行役員 兼 COOにご就任)
■副支部長
長榮 周作
パナソニック(株)取締役会長
■運営部会長
白石 奈緒樹
シャープ(株)AIoTアカウント長
((株)AIoTクラウド 取締役副社長)

続いて第2号議案「2020~2021年度運営部会委員会社候補」も、同じく賛成70、反対0で可決され、原案通りの30社が運営部会委員会社に選出されました。
その後、報告事項として、赤松伸彦 支部事務局長より支部の2019年度事業報告、2020年度事業計画について説明がありました。
2019年度は、Society 5.0の実現に向け、地域関連機関や中堅・中小/ベンチャー/異業種企業と連携を図りつつ、会員企業の競争力強化とCPS/IoTの活用による地域の活性化をめざし、活動を進めました。
まず、会員企業をはじめ地域産業界のニーズを踏まえ、海外ミッションの派遣、公開セミナーの開催、部会・委員会による講演会・懇談会・見学会を実施し、経営視点に立った最新情報をタイムリーに収集・提供しました。また、委員会を中心に各種社会課題の解決に取り組むと共に、大学および自治体と連携し、将来のIT・エレクトロニクス産業を担う人材の育成を推進しました。さらに、JEITAおよび関西支部の活動を広くアピールし、地域におけるJEITAのプレゼンス向上を図りました。年度末には新型コロナウイルスの感染が急激に拡大しましたが、開催を目前に控えた「環境セミナー2020」を中止する等、迅速な対応に努めました。
2020年度は、①地域活性化への取り組み(近畿経済産業局、近畿総合通信局をはじめとする多様な連携)、②オープンコミュニケーションの推進(「JEITA関西講座」をはじめ人材育成事業の推進等)、③会員各社の競争力強化(「機器・部品メーカー懇談会」の開催等)、④SDGsへの対応(環境・エネルギーはじめ各種課題への対応)、⑤情報発信強化の取り組み(支部HP、「関西支部レポート」の活用等)、⑥会員増強および委員会活動活性化に向けた取り組み、の6項目にわたる事業を展開してゆきます。すべての活動にあたっては、新型コロナウイルス感染の防止を最優先に、最新の情報・知見を取り入れつつ、必要に応じ柔軟な対応を図ることとします。
最後に、6月1日に開催されたJEITA第10回定時社員総会において、石塚茂樹 会長(ソニー(株)代表執行役副会長)以下の役員が選出され、また、Society 5.0に向け、JEITAの目的・事業などをより適切に定義する定款変更が承認されたこと等、議事の概要が赤松局長より報告され、総会を終了しました。