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部品・デバイス部

女性活躍推進ワークショップを初開催

女性活躍推進活動検討会は、電子部品業界のイメージアップ、認知度・ブランド力向上をめざして活動しています。

「選ばれる業界」へのチャレンジ

女性活躍推進検討会を立ち上げ

グローバルにビジネスを展開する電子部品業界は、女性や外国人を含めた多様な人材の活躍が欠かせません。しかしながら、他業界に比べて知名度があるとは言えず、売り手市場が続く採用市場で苦戦しているのが現状です。電子部品業界で働くことの魅力が、学生、特に女性に十分に伝わっていないことが課題として挙げられます。
そこで、電子部品部会傘下の人事労務専門委員会では、2018年に女性活躍推進検討会を立ち上げ、業界としてのイメージアップ、男女問わず興味や関心を持ってもらえるような「選ばれる業界」になるための活動を開始しました。

2日間の女性活躍推進
ワークショップを開催

部品業界初となるイベント

9月19日~20日の2日間、電子部品業界ではおそらく初めてとなる業界で働く女性社員にフォーカスした「女性活躍推進ワークショップ」を開催しました。
集まったのは、電子部品メーカーに勤める9社15人の若手女性社員。開発、設計、IR、営業、人事、広報など多様なバックグラウンドを持ちます。
ワークショップはまず、自分のキャリアを考えることからスタートしました。何がモチベーションになっているのか、周りからの期待に対して自分が持つ能力や才能は十分なのか、また、将来どのようなキャリアを描いていきたいのか、グループワークで考えを共有しました。

先輩はライフイベントで何を選択したか

ワークショップの様子 ワークショップの様子 ワークショップ前半のハイライトとなったのは、ロールモデルとなる先輩社員とのディスカッションです。2人の先輩社員から、結婚、育児、出産というライフイベントで、どのような選択をし、どのように仕事に向き合ってきたのかの経験談を語っていただきました。参加者から「産休・育休中の会社との繋がりは?」、「出産後に時短を利用せずに働けますか?」、「過去の仕事の中で、気持ちや考え方が変化した経験はありますか?」など率直な質問が飛び出しました。

課題は「JEITAのホームページを作ろう」

どんなホームページにするかアイディアが次々と どんなホームページにするかアイディアが次々と プログラムの最後は『学生が電子部品業界で働いてみたくなるJEITAホームページを作ろう』をテーマにグループワークを実施しました。
アイディアを一部ご紹介すると、「電子部品がある時!ない時!」というキャッチフレーズで電子部品がどのように社会や生活に貢献しているかをPRするサイト。働いている人のイメージが想起できるようなインタビュー記事を集め、文系・理系・専攻別、「バリキャリ」、「ゆるキャリ」、「ワーママ」等のタイプ別に多様な働き手のインタビュー記事を紹介するサイト。ゆるキャラをWebサイトに掲載し、ゆるキャラグランプリにもチャレンジし業界をアピール、などユニークで面白いアイディアがたくさんでました。

電子部品業界の魅力とは

参加者アンケートによると「人それぞれの働き方・選択肢があることを実感できました」、「刺激を受けました」「先輩社員とのパネルディスカッションはとても新鮮でした」といった声が聞かれ、人脈形成や気付きを得る機会となりました。
女性活躍推進検討会としても、ワークショップを通じて電子部品業界の魅力を知る機会となりました。たとえば、電子部品は社会のさまざまなところに使われており社会貢献ができること、多様な産業と関わりがあること、グローバルにビジネスを展開し海外との繋がりが深いこと、福利厚生が充実しホワイトな業界であること、アットホームな環境で女性が働き易いこと等です。

第二弾の企画

女性活躍推進検討会では現在、講談社が運営する科学と女性をつなぐメディア「Rikejo」とのタイアップを企画中で、学生との交流イベントを予定しております。今回のワークショップで得た気づきを交流イベントで活用していく予定です。「Rikejo」とのタイアップ企画もJEITAだよりでご報告予定ですのでご期待ください。

グループワークではユニークで面白いアイディアがたくさんでました
グループワークではユニークで面白いアイディアがたくさんでました グループワークではユニークで面白いアイディアがたくさんでました

グループワークではユニークで面白いアイディアがたくさんでました