CEATEC 2019における学生交流ラウンジの取り組みについて
CEATEC 2019では、新たに「学生交流ラウンジ」を展示ホール内に設けました。
企画の狙いと実際の成果について振り返ります。
CEATEC学生交流ラウンジについて
これまでのCEATECは、新商品の発表の場、そして会社と会社、いわば社会人同士の商談の場として機能してきました。しかし、これからのSociety 5.0時代を担う学生にとっても有意義な空間にしたい、例えば未来にどのような先進技術が導入されるのか、あるいは企業が未来をどのように捉えているのかを理解する場として、CEATECを活用いただけないかと考えました。
学生の皆さんにCEATECが開かれていることをアピールするため、拠点となる空間を「学生交流ラウンジ」と銘打って、今回初めて展示ホール内に整備しました。
ラウンジ内には、さまざまな分野のフロントランナーと対話することができる「オープンステージ」や学生と企業担当者が膝詰めで面談することができる「Meet-up」を設置。さらには、ブースを見学するだけでとどまらないよう、Society 5.0社会においてどのような未来をデザインしたいか、各自のアイデアをまとめる「ワークショップ」を企画しました。
展示ブースを「視る」、その後ラウンジ内オープンステージで先駆者の話を「聴く」、対話を通じて未来を「感じる」、自分が実現したい未来を「考える」という一連の体験ができる場として、文系・理系・学年を問わず多くの学生の皆さんへご来場を呼び掛けました。
CEATECの様子
今年のCEATECは直前に大型台風が直撃したこと、また期間中も、連日雨天の予報が出ていたものの、結果として多くの学生にご来場いただきました。
今回実施する中で得られた「気づき」また出展者・来場者からいただいたご指摘を受け止め、次回以降の企画に反映させていきたいと考えています。
オープンステージも大変盛況で、一部の講演では立ち見が出るほどでした。
ラウンジ内の様子