「Workshop on Sustainable Cabling System」開催(2月6日 経団連会館)
SC25/WG3のキーパーソンを日本に招聘し、2月6日経団連会館にてWorkshopが開催されました。
Workshop on Sustainable Cabling Systemプログラム
2月6日(水)経団連会館5階 504号室にて、「Workshop on Sustainable Cabling System」を開催し、約100名の聴講者にご参加をいただきました。

Workshopのプログラムは、次の通りです。
13:20~13:30 | ご挨拶およびWorkshop開催の趣旨 菊池 拓男 氏(情報配線システム標準化専門委員会委員長、SC25/WG3日本代表) | ||||||||||
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13:30~14:30 |
Key Note Speech 1
Mr. Matias Peluffo(Expert of WG3) “今後のSC25/WG3で取り組む3 years planの概要とsustainability関連技術に対する情報提供” |
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14:30~14:35 | 休憩 | ||||||||||
14:35~15:35 |
Key Note Speech 2
Mr. Michael Charles Gilmore(Expert of WG3) “ヨーロッパの規格開発の動向と産業界への普及状況” |
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15:35~15:45 | 休憩 | ||||||||||
15:45~16:30 |
Key Note Speech 3
橋口 裕彦 氏(株式会社 日建設計) “設備設計者から見た持続可能な情報配線システムについて” |
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16:30~17:00 |
Panel Discussion 「持続可能な情報配線システム構築のフレームワーク」
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日本から提案する国際規格についての
合意形成
このWorkshopは、経済産業省委託の平成30年度政府戦略分野に係る国際標準開発活動(国際電気標準分野)の「【戦94】持続可能かつ高品質な情報通信サービスを提供する情報配線システムの構築法と品質保証に関する国際標準化」というテーマの一事業です。
これは、日本から上記の国際規格の原案を提案するにあたり、JTC1/SC25/WG3のキーパーソン2名を日本に招聘し、2020年に日本からの国際規格の原案を新規提案として承認を受けるために、日本から提案する国際規格の趣旨や構想を理解していただき、合意形成を図ることを目的としたWorkshopです。なお、SC25/WG3(商用構内配線)は、当協会の情報配線システム標準化専門委員会にて審議を行っています。
海外メンバーから日本提案への
サポートを得る
今回のWorkshopの開催の結果、日本に招聘した2名のSC25/WG3メンバーからは、日本の構想を理解していただき、新規提案の採択に向けて、有益なアドバイスやサポートを得られることとなりました。 3月初旬にオーストリアのウィーンで開催された、SC25/WG3の会議では、他のWG3メンバーに日本の提案内容を理解していただき、さらに、今年9月に長崎で開催されるSC25の国際会議に向けて、日本提案の国際規格の内容を具体化させて行く予定です。 SC25長崎国際会議は、2019年9月23日(月)~27日(金)まで、約18カ国から日本人を含めた70名程の参加者を迎えて、長崎市の長崎ブリックホールにて開催されます。



