JEITA スマートホームデータカタログ項目定義書V1.0
スマートホームは宅内外のあらゆる機器・住宅設備・サービス等が連携することで初めて実現します。
JEITAスマートホーム部会では、このたび、『JEITA スマートホームデータカタログ項目定義書V1.0』を公開しました。
機器や業界毎には、機器連携のためのフレームワークやプロトコルの整備が進んでいますが、業界を超えた連携(Connected化)を進めるにあたっての枠組みはできていない状況です。また、機器や業界毎にデータの用語の意味や連携方法も相違があり、これまで、サービス提供事業者が利用するに十分なデータ連携のための環境が整っている状況であるとは言い難いものでした。
JEITAスマートホーム部会では、今後の宅内データ連携を見据え、価値創出を行う上で重要なポイントとなりうる機器メーカー、サービス提供事業者が相互に理解できるデータカタログについて優先して検討してまいりました。スマートホームの実現のためには、機器・住宅設備・サービス提供事業者が共通で理解できるデータカタログ構築が不可欠であり、データ流通市場創出のためにも統一されたデータ連携が必要であると考えているからに他なりません。
今回公開しました「本データカタログ項目定義書V1.0」により、スマートホーム業界内外でのデータ連携が円滑化する一助となれば幸いです。
引き続き、JEITA スマートホーム部会では、データカタログ作成の手引きの策定やサンプルの拡充等の検討を進め、スマートホーム分野における円滑なデータ連携の実現を目指した活動を推進します。
今後のJEITAスマートホーム部会活動にご期待ください。
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