平成19年8月25日 (社)電子情報技術産業協会 会 長 町 田 勝 彦 |
本日開催された日アセアン経済大臣会合において、日本とアセアンの包括的経済連携が大筋合意されたことに対し、大いに歓迎の意を表したい。 また、政府の多大なご尽力に対しても感謝の意を表したい。 わが国のIT・エレクトロニクス産業は、1980年代後半以降、アセアンへの直接投資の蓄積により、生産分業体制を深化させている。 この協定が発効されれば、わが国の最先端技術を用いた製品のアセアン域内での、より自由な物の流れが実現し、わが国企業の柔軟な海外事業展開が可能になる。また、アセアンにとっても、わが国からの投資の拡大と共に、輸出競争力の強化につながるなど、日本とアセアン相互の発展に資することが期待できる。 こうした経済連携協定は、日本経済の継続的成長にとって極めて意義があると確信するものであり、当協会としては2005年以来、本協定の早期締結を要望してきた。 11月に予定されている日アセアン首脳会合にて、正式に交渉が妥結することを期待する。 以 上 |