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プレスリリース

2006年度以降の半導体共同研究開発プロジェクトについて
平成16年6月10日
(社)電子情報技術産業協会


  当協会半導体幹部会(委員長=戸坂馨・NECエレクトロニクス社長)は、本日記者会見を開催し、「あすかプロジェクト」が終了する2006年度以降の半導体共同研究開発プロジェクト(コンソーシアム)の中長期の考え方と展望について発表しました。これは、半導体産業研究所(SIRIJ)へ研究を委託していたものに基づいており、SIRIJは第2次半導体新世紀委員会(SNCC:Semiconductor New Century Committee)を設置して1年間に亘る検討を重ね、第2次SNCCとしてその検討結果を半導体幹部会へ提出していました。
  第1次SNCCの提言に基づき「あすかプロジェクト」がスタートした2001年以降、日本の半導体業界、コンソーシアムをめぐる環境は激変しています。各社のビジネスモデルが多様化すると共にコンソーシアムの成果への期待や時期も多様化する一方、先端分野の研究開発投資へのリスクも増大し、アプリケーション業界と共同で新規市場を創出する必要にも迫られるなど高収益かつ持続的成長を達成するための新たな技術開発システムの構築が必要とされています。
  第2次SNCCの検討結果は、これら環境の変化と第1次SNCC以降のコンソーシアム活動の経験を踏まえ、「産学官・他業界連携による技術基盤の強化」、「コンソーシアム運営の構造的な見直し」、それに「コンソーシアム成果展開」が柱となっており、具体的には、「半導体MIRAIプロジェクト」の要素技術開発機能と株式会社半導体先端テクノロジーズ(Selete)のモジュール開発機能の有機的な結合を図った「つくばR&Dセンター」構想などがその内容となっています。
  当協会半導体幹部会では、これを実施することにより、日本の半導体産業が技術開発の効率化、開発コストの低減、得意分野への集中を図り、この結果、国際競争力の強化へ繋がることを期待しています。
以上

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第2次SNCCの検討結果(概要)
2006年度以降の半導体共同研究開発プロジェクトについて(プレゼンテーション資料)

 

 
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