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プレスリリース

WSTS2002年秋季半導体市場予測の結果

  1. 世界の半導体市場動向
  2. 世界の地域別 世界半導体市場のドルベースでの伸び率は、2001年は前年比-32%と過去最悪の結果となったが、2002年は前年比+2.3%と、未曾有の半導体不況を脱し、回復基調にあると見た。2002年は、四半期ごとの対前期比伸び率は第1四半期より、それぞれ+5.4%(実績)、+5.8%(実績)、+9.0%(予測)、+4.7%(予測)となっており、通年では+2.3%と予測した。その後2003年は+16.6%に回復し、2004年は+19.2%、2005年は+2.6%になると予測した。その結果、2001年から2005年までの年平均成長率は+9.9%となる。

    2002年の世界の半導体市場規模は1,422億ドル(17.6兆円)、対前年33億ドル増となる。

    為替レートは2001年US$1=121.2円、2002年US$1=123.8円、2003年以降119.2円を前提としている。


  3. 製品別市場動向(世界市場)
  4. 2002年における製品別のドルベースでの市場予測では、ディスクリートは前年比+2.8%、市場規模125億ドル、オプトは前年比-8.2%、市場規模68億ドル、IC全体は前年比+2.9%、市場規模1,219億ドルと予測した。ICの製品別予測では、MOSメモリは前年比+9.7%、MOSマイクロは前年比+2.4%、MOSロジックは前年比-2.9%、アナログは前年比+5.4%となっている。

    2003年では、ディスクリートは前年比+11.5%、市場規模140億ドル、オプトは前年比+16.6%、市場規模79億ドル、IC全体は前年比+17.1%、市場規模1,427億ドルと予測した。ICの製品別予測では、MOSメモリは前年比+22.9%、MOSマイクロは前年比+14.1%、MOSロジックは前年比+15.6%、アナログは前年比+17.6%となっている。

    世界の製品別

    世界のDRAM

  5. 日本の半導体市場動向
  6. 日本の製品別 日本の半導体市場伸び率は、円ベースで2001年は前年比-20.4%であった。2002年は、四半期ごとの対前期比伸び率は第1四半期より、それぞれ+6.4%(実績)、+11.3%(実績)、+9.5%(予測)、+1.0%(予測)と回復基調にあるものの、通年では前年比-4.7%と予測した。

    その後2003年は前年比+13.1%、2004年は前年比+16.1%、2005年は前年比+1.3%になると予測した。なお、日本の市場規模は、2002年約3.8兆円、2003年約4.3兆円、2004年約5.0兆円、2005年5.1兆円、その結果2001年から2005年までの年平均成長率は+6.1%となる。

以上
 
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