本文へジャンプ
検索エンジンご利用にあたって
HOME > TOPICS > 2008年 > 5月1日は「サラウンドの日」
プレスリリース

5月1日は「サラウンドの日」

平成20年3月4日
社団法人 電子情報技術産業協会
社団法人 日本オーディオ協会

全国各地で啓発イベントを開催

 このたび、(社)電子情報技術産業協会(JEITA)、(社)日本オーディオ協会(JAS)はサラウンド1)を身近なものとして知っていただき、新しい生活文化としての定着をはかるために5.1ch方式に因む5月1日を「サラウンドの日」に制定し、全国各地で会員会社とタイアップした啓発イベントを開催致します。

 臨場感ゆたかなサラウンド方式が、コンテンツ制作者の取り組み、放送・伝送するメディアの取り組み、また、ディスクなどの媒体によるパッケージメディアの取り組み、そして、家庭でのサラウンド再生を実現するための再生機器メーカーの取り組みなどの相乗作用で普及の様相を見せはじめております。

 しかしながら、日本オーディオ協会が昨夏に実施した一般人1,000名(男女同比率)対象のアンケート調査によりますと、サラウンドの聴取体験者は51%、デジタルテレビ放送のサラウンド聴取体験者はわずか16%で、サラウンドという言葉を知らない人が37%にのぼります。
 一方、電子情報技術産業協会が昨秋のCEATEC JAPAN 2007期間中にJEITA / NHKブースに特設した5.1chサラウンド放送体験ルームにて実施したサラウンド視聴体験直後のアンケートによりますと、サラウンドの効果を良かったとした方は94%、今後放送をサラウンドで聴きたいとした方は98%といずれも高く、実体験が認知向上に効果的なことが確認されました。これらの実態は、2011年の地上デジタル放送移行も見据えて、今こそ関連業界が真摯にサラウンドの一層の普及・啓発に取組む必要があることを示しています。
 ステレオ音声につづくサラウンド音声として、また、ハイビジョン映像に対するサラウンド音声として、サラウンドという言葉も含めて国民のご理解を深めていただくために、平成16年8月以来、電子情報技術産業協会と日本オーディオ協会は、連携してホームページ「サラウンドWeb」(http://www.jas-audio.or.jp/m/index.php)を運用しサラウンドの周知に努めて参りましたが、このたび5.1ch方式に因む5月1日を「サラウンドの日」に制定し、広範な皆様へのサラウンドの普及を図りたいと考えております。

デジタル放送推進のための行動計画(第8次)にも、デジタル放送番組の豊かさを視聴者に提供するために、『サラウンドによる高音質番組の充実をはかる。(地上デジタル放送事業者)』
『設置・導入のしやすい5.1chサラウンド放送受信・再生機器の提供に努め、放送事業者と連携して各種イベントによる啓発活動を通じ、5.1chサラウンドの機器の普及を促進する。(受信機メーカー、オーディオメーカー等)』との指針が示されており、賛同団体および会員企業の協力も仰ぎつつ、関連業界を挙げて、この日を中心にしてサラウンド普及・啓発のためのイベントを行うことを計画いたしております。

以上

注 1) サラウンドとは 前方 左右・中央、後方 左右 にスピーカを配置(場合によっては更に低音増強用スピーカを配置)して音声を再生する方式。 聴取者が左右前後から音に包み込まれ、臨場感・迫力が増大する。
DVD等のパッケージメディア、デジタル放送、ゲーム等に対応コンテンツがあり、サラウンド再生機器を使って視聴することで臨場感溢れるサラウンド・サウンドが楽しめる。

Top
 
ページ上端へ