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プレスリリース

「ディスプレイデバイス部会」の発足について
平成16年12月20日
(社)電子情報技術産業協会

 (社)電子情報技術産業協会(会長:安藤国威)は、本日、第1回「ディスプレイデバイス部会」を開催し、初代の部会長に上田勉(松下電器産業株式会社 役員・パナソニックAVCネットワークス社 上席副社長)を選出するとともに、副部会長に中武成夫(シャープ株式会社 専務取締役・液晶事業統轄)と中川剛(株式会社東芝 代表執行役副社長)、及び監事に中村道治(株式会社日立製作所 代表執行役・執行役副社長)を選出し、正式に部会体制を発足いたしました。
 「ディスプレイデバイス部会」は、わが国の液晶・PDPなどの主要なディスプレイ・メーカ11社の事業責任者で構成し、当該産業を代表する業界組織として活動していくこととしておりますが、部会運営を迅速に推進していくために、下部に実務メンバによる「ディスプレイデバイス運営委員会」を設置いたしました。また、部会の傘下には、「ディスプレイデバイス産業委員会」、「ディスプレイデバイス環境安全委員会」及び「ディスプレイデバイス調査統計委員会」を設置することを決定いたしました。
 「ディスプレイデバイス部会」は、我が国ディスプレイ産業の競争力強化、技術力強化に向けた調査・共同研究、知的財産権問題への取り組み、環境問題への取り組み、産業動向の把握・分析など、当該産業に求められる諸問題・課題に対して包括的かつ積極的に取り組んでいくこととしており、これら傘下委員会には、我が国のディスプレイ関連企業33社が参加する予定となっております。
 なお、今後「ディスプレイデバイス部会」では、上記の活動の一環として、政府機関・諸団体との連携強化を図っていくとともに、戦略的プロジェクトの研究・企画や、事業活動内容を広く周知・PRするためにフォーラム等も実施していく予定でおります。


 ディスプレイデバイス産業は、IT社会における顔として、既に飛躍的な成長の過程にありますが、今後さらにデジタル家電などに向けた需要の急増が見込まれており、電子情報産業の中核的な産業として、その重要性が急速に高まってきております。
 また、ディスプレイデバイス産業のグローバル化が進み、国際的な競争が激化する環境のもと、WTOの理念に基づく自由貿易の促進、知的財産権、環境保全等の世界的な共通課題への対応が今後一層重要になってきております。
 こうした状況を踏まえ、世界における日本のディスプレイデバイス業界のプレゼンス、及び世界への発信力を一層高めるとともに、液晶・PDP・有機ELディスプレイ・FEDなどのFPD(フラットパネルディスプレイ)を中心としたディスプレイデバイス産業の諸課題に的確かつ迅速に対処し、積極的な提言を行なっていくため、「ディスプレイデバイス部会」の新体制をスタートさせることにしたものです。
以 上


ディスプレイデバイス部会 委員構成
ディスプレイデバイス部会の組織

 
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