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プレスリリース
京都議定書批准に関する閣議決定について
(2002年6月6日)
(社)電子情報技術産業協会
(社)日本電機工業会

    今般、京都議定書の批准が閣議決定された。(社)電子情報技術産業協会(JEITA)並びに(社)日本電機工業会(JEMA)は、「地球温暖化対策を推進する」という京都議定書の精神を支持し、政府の京都議定書批准を尊重する。

    JEITAとJEMAは、CO2等温室効果ガスの排出抑制に係る自主行動計画を今後とも着実に推進していく。同時に、原子力利用や新エネルギー、重電、家電、IT等の分野において、省エネや地球温暖化防止に貢献する機器・サービスの開発・普及に積極的に取組むこととしている。

    とりわけ、我が国のエネルギー政策において温室効果ガス排出抑制に大きく貢献する原子力利用は、信頼性や安全性の向上を前提に、その位置付けの明確化と積極的な推進が重要と考える。また、半導体、液晶ディスプレイ等は、様々な分野での省エネルギー実現に必須の技術である。JEITAとJEMAは、これら分野において、引続き、積極的な技術開発等に取組んでいく。

    政府には、地球温暖化対策推進大綱の実現に向けた具体的対策を立案・実行する上で、経済と環境のバランスに配慮し、国内生産を増進する上で有益な政策を推進していただきたい。また、地球温暖化防止は、世界各国の一致協力によりはじめて実効性があることから、米国や途上国も含めて必要な役割を求めていくことは不可欠であり、更なる外交努力に期待したい。

以上
 
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