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第1回WLICC会議共同声明
(2001年7月3日)
(社)電子情報技術産業協会(JEITA)
韓国電子ディスプレイ研究組合(EDIRAK)
台湾TFT−LCD工業会(TTLA) |
韓国電子ディスプレイ研究組合(EDIRAK)、台湾TFT−LCD工業会(TTLA)及び電子情報技術産業協会(JEITA)は、7月3日(火)、東京にて「世界液晶産業協力会議(WLICC)」の第1回会議を開催した。
WLICCは昨年10月25日に液晶ディスプレイデバイス産業における国際協力の観点から、世界の液晶ディスプレイデバイス産業界が民間レベルでの新しい枠組みとして設立に合意したものである。
WLICCの目的は、世界液晶ディスプレイデバイス産業の健全な発展を進めるために、液晶ディスプレイデバイス産業における共通課題を相互に認識し、各団体の協力により解決策を見出していく事である。また、その目的遂行にあたっては定期的な協議及び情報交流を通じて進めていく。
会議はJEITAの主催で行われ、船田文明WLICC委員長(シャープ・ディスプレイ技術開発本部副本部長:JEITA液晶産業研究専門委員会(LIREC)運営幹事長)の司会により進められた。EDIRAKからはサムスン・エレクトロニクス社副社長キューハ・チェン氏、LGフィリップスLCD社副社長エディー・ヨー氏が、TTLAからはエイユー・オプトロニクス社副社長エイチ・ビー・チェン氏が代表として参加し、総勢7名の世界の液晶産業を代表する各社幹部が参加して、下記の方針を確認した。
- WLICCの活動方針
液晶ディスプレイは省エネルギー、省スペースという特性から、環境面で優れた製品である。このため、市場に受け入れられて需要も拡大しつつある。世界レベルでの環境問題が大きく注目される中、また地球環境保護の観点から、一層環境に配慮したディスプレイを目指して協力体制を構築する必要性を確認した。これらの背景を踏まえ、当面は環境活動をメインテーマとして取り組むこととなった。
(1) | 地球温暖化対策への適切な対応、かつ公平な分担と情報交換を図りながら、PFCの排出削減努力を進める。 |
(2) | LCDの廃棄処理等に関連した情報交換を行う。 |
- 委員資格(メンバーシップ)
液晶ディスプレイ世界市場への主要供給国/地域の液晶ディスプレイデバイス製造産業を代表とする全ての業界団体、関連組織に対して開かれている。
JEITA、EDIRAK及びTTLAについての情報は、下記ホームページを参照下さい。
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