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平成20年「新年賀詞交歓会」を開催
当協会は、1月8日(火)11時から、東京都港区の東京プリンスホテル「鳳凰の間」において、平成20年「新年賀詞交歓会」を開催しました。ご来賓として、中野正志経済産業副大臣をはじめ、関係官庁や関係機関・団体幹部の方々にも多数ご出席いただくとともに、当協会の正副会長・理事はもとより、会員企業・団体を始めとする当業界の幹部や関係者など約2,000名が参加しました。
主催者を代表して町田勝彦会長(シャープ・代表取締役会長)より挨拶があり、昨年来サブプライム問題や原油高など世界経済の安定への懸念があったが、年頭の世界的株安や原油高更新などを受け、各社とも気を引き締めて事業に臨んでいるところではないかとしながらも、経済の多極化により、BRICs市場の高成長、北京五輪などによるデジタル製品の需要増、また新OS搭載パソコン需要の本格化が進むなど、明るい材料も揃っていると述べました。
また、昨年末に当協会が発表した「電子情報産業の世界生産見通し」では、今年の電子情報産業の世界生産額は約243兆円で7%のプラス成長、そのうち日系企業は約52兆円に伸長するものと見ているが、その達成のためには様々の課題があり、とりわけ京都議定書約束期間の開始と洞爺湖サミット開催が重なる今年は「地球環境問題が大きな課題になる」と述べました。その中でのJEITAの役割として、「グリーンITイニシャティブ」推進のための協議会を早期に立ち上げ、日本の省エネ技術を世界にアピールしていきたいと強く表明されました。
また、ご来賓を代表して中野副大臣からは、環境年である今年、我が国の基幹産業であるエレクトロニクスが、グリーンITイニシャティブを始めとする環境技術の国際展開を進めてさらに産業競争力を強化し、世界に向けた強いリーダーシップを期待するとのご挨拶をいただきました。
次いで、庄山悦彦筆頭副会長(日立製作所・取締役会長)の乾杯のご発声で開宴し、会場内は年頭の挨拶、景気動向等の意見交換やプレスからの取材等に溢れておりました。