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11月の動向に関するコメント
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 11月概況
民生用電子機器の11月出荷金額は2,945億円、前年比112.9%と6ヶ月連続のプラスとなった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、1,986億円、前年比114.7%と6ヶ月連続のプラスとなった。
音声機器国内出荷金額は、209億円、前年比113.9%と2カ月連続のプラスとなった。
カーAVC機器国内出荷金額は、749億円、前年比108.1%と4ヶ月連続のプラスとなった。
 主要製品別動向
- 11月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は971千台、前年比120.9%の高伸長を示した。11月の構成比(台数ベース)は、CRTが構成比3%まで縮小し、PDPが11.7%、液晶が85.3%と過去最高を更新した。
- 液晶カラーテレビの99%以上を占める10型以上が824千台、前年比140.0%と好調を維持している。10型以上のうち16:9が785千台、同148.7%であり、特に37型以上は230千台、同174.5%の高い伸びとなった。
- PDPは114千台、前年比115.5%と28ヶ月連続の二桁増となった。43型以下がPDP全体数量の約87%を占めた。
- DVDビデオは、518千台、前年比97.4%と3ヶ月連続のマイナスとなり、DVD録再機の9割以上を占めるHDD内蔵型も280千台、同96.1%で、同じく3ヶ月連続のマイナスとなった。DVDの約4割を占める再生機は216千台、前年比103.6%と好調が続き、4月以降8ヶ月連続のプラスとなった。
- ビデオ一体型カメラは83千台、前年比97.0%でマイナスに転じた。
- ステレオセットは92千台、前年比88.7%と、9ヶ月連続の前年割れとなった。なお、過去30ヶ月間のうち、前年を上回ったのは平成19年2月のみである。
- デジタルオーディオプレーヤは599千台、前年比94.3%と再び前年割れとなった。そのうちの約8割の、484千台がフラッシュメモリを使用するタイプとなっている。
- HiFiスピーカシステムは、アンプ内蔵タイプの伸びが全体をけん引し、35千台、前年比126.7%と、13ヶ月連続のプラス、9ヶ月連続の2桁成長となった。
- カーオーディオは、カーステレオ(カセット)が前年比 84.8%と23ヶ月連続のマイナスであった。出荷規模の大きいカーCDプレーヤは584千台、前年比99.9%とマイナスに転じた。
- カーカラーテレビは104千台、前年比105.5%と5ヶ月連続のプラスとなった。カーDVDは32千台、同129.6%と17ヶ月連続のプラスとなった。カーナビゲーションシステムは433千台、同116.4%と13ヶ月連続のプラスとなった。11月のソース別構成比は、HDD他タイプ(通信端末等含む)が68.0%、DVD-ROMタイプは31.9%であった。
- ETC車載ユニットは363千台、前年比107.8%と3ヶ月連続のプラスとなった。
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