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統計資料
12月の動向に関するコメント


12月概況

グラフ民生用電子機器の12月出荷金額は3,653億円、前年比104.0%と2ヶ月振りの前年比増となった。1-12月計では2兆7,127億円、同107.0%と5年連続のプラスであった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、薄型テレビが好調を維持しており、2,747億円、前年比108.2%と5ヶ月連続プラスであった。1-12月計でも1兆7,565億円、同109.7%と7年連続プラスとなった。
音声機器国内出荷金額は、300億円、前年比76.6%と、2ヶ月連続の前年割れとなった。2005年のデジタルオーディオプレーヤ急伸の反動から、1-12月計では、2,244億円、同94.4%と2年振りにマイナスとなった。
カーAVC機器国内出荷金額は、カーナビゲーションシステムが堅調で、全体では607億円、前年比104.2%で、13ヶ月連続のプラスとなった。1-12月計では7,318億円、同105.2%と8年連続で前年を上回った。


 主要製品別動向

  • 12月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は1,185千台、前年比102.7%で6ヶ月ぶりにプラスとなった。12月の構成比(台数ベース)は、液晶が77.6%と伸びる一方で、CRTは1月の40.9%から10.8%へと落ち込み、初めてPDP(11.6%)を下回った。なお、1-12月計の構成比では、CRTが22.6%、液晶が68.1%、PDPが9.4%であり、薄型テレビが躍進した。
     [参考]液晶テレビは2005年5月に初めてCRTを上回った。

  • 液晶カラーテレビの99%以上を占める10型以上が918千台、前年比141.1%と好調を維持している。10型以上のうち16:9が847千台、同171.6%であり、30型以上は586千台、同189.4%と更に高い伸びを示した。液晶カラーテレビは2006年計でも6年連続で二桁増となっている。

  • PDPは137千台と、単月では初めて10万台を超え、前年比153.8%と17ヶ月連続の二桁増となった。37型以下は引き続きPDP全体数量の約5割を占めている。PDP全体の年計は前年比164.3%と統計開始(2001年)以来二桁増が続いている。

  • DVDビデオは、906千台、前年比74.9%と7ヶ月続いて前年割れした。DVD録再機は569千台、同71.0%、その9割近くを占めるHDD内蔵型は504千台、同73.8%であった。再生機は前年比82.4%と8ヶ月連続のマイナスであった。年計で見ると、録再機は前年比82.2%で統計開始(2001年)以来初めてのマイナス、再生機は同84.6%で3年連続のマイナス、DVDビデオ全体では同83.2%と2年連続の前年割れとなった。

  • ビデオ一体型カメラは129千台、前年比126.6%と2ヶ月連続のプラスであったが、1-12月計では1,428千台、同95.5%と3年連続で減少となった。

  • ステレオセットは、249千台、前年比79.4%と19ヶ月連続のマイナスであった。年計でも1,374千台、同72.7%と6年連続でマイナスであった。

  • デジタルオーディオプレーヤは890千台、そのうちの9割近い776千台が半導体メモリを使用するタイプである。2006年計は6,376千台、半導体メモリタイプが5,464千台(構成比85.7%)であった。

  • カーオーディオでは、カーラジオが前年比88.7%と4ヶ月連続のマイナスとなり、カーステレオも同69.6%と12ヶ月連続でマイナスであった。出荷規模の大きいカーCDプレーヤは535千台、前年比94.1%と2ヶ月続けて減少した。

  • カーカラーテレビは89千台、前年比113.4%と3ヶ月連続のプラス、カーDVDは25千台、150.3%と6ヶ月連続のプラスであった。カーナビゲーションシステムは342千台、同109.3%で2ヶ月連続の前年比増であった。ソース別の構成比では、HDDタイプ(通信端末等含む)は60.8%で初めて6割超となり、DVD-ROMタイプは38.8%であった。カーナビゲーションシステムの2006年計は4,014千台で、過去最高を更新した。

  • ETC車載ユニットは331千台、前年比71.4%と5ヶ月連続の前年割れとなった。

         
 
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