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統計資料
11月の動向に関するコメント


11月概況

グラフ 民生用電子機器の11月出荷金額は2,609億円、前年比98.5%で、4ヶ月振りに前年割れとなった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、薄型テレビが引き続き好調だが、1,732億円、前年比100.3%の微増であった。
音声機器国内出荷金額も、デジタルオーディオプレーヤが大幅に伸びた前年の反動から184億円、前年比67.1%と3ヶ月振りのマイナスとなった。
カーAVC機器国内出荷金額は、693億円、前年比107.2%で、12ヶ月連続のプラスであった。


 主要製品別動向

  • 11月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は804千台、前年比100.0%であった。11月の構成比(台数ベース)は、CRTが14.3%と落ち込む一方で、液晶が73.5%、PDPが12.3%となり、フラット化が一段と進んでいる。

  • 液晶カラーテレビの99%以上を占める10型以上が589千台、前年比130.3%と好調を維持している。10型以上のうち16:9が528千台、同155.4%であり、30型以上は352千台、同168.4%と更に高い伸びを示した。

  • PDPは99千台、前年比144.2%と16ヶ月連続の二桁増となった。37型以下は引き続きPDP全体数量の約5割を占めているが、38〜43型が36千台、同174.4%と好調であった。

  • DVDビデオは、532千台、前年比74.2%と6ヶ月続いて前年割れした。DVD録再機は324千台、同70.2%、その9割以上を占めるHDD内蔵型は292千台、同73.1%であった。再生機は前年比81.5%と7ヶ月連続のマイナスであった。

  • ビデオ一体型カメラは86千台、前年比105.4%と6ヶ月振りにプラスに転じた。

  • ステレオセットは、103千台、前年比70.2%と18ヶ月連続のマイナスであった。

  • デジタルオーディオプレーヤは635千台、そのうちの9割以上の581千台が半導体メモリを使用するタイプである。

  • カーオーディオでは、カーラジオが前年比80.5%と3ヶ月連続のマイナスとなり、カーステレオも同82.2%と11ヶ月連続でマイナスであった。出荷規模の大きいカーCDプレーヤは584千台、前年比99.0%の微減であった。

  • カーカラーテレビは98千台、前年比105.5%と2ヶ月連続のプラス、カーDVDは25千台、137.4%と5ヶ月連続のプラスであった。カーナビゲーションシステムは372千台、同103.6%でプラスに転じた。ソース別の構成比では、HDDタイプ(通信端末等含む)は54.3%、DVD-ROMタイプは45.4%であった。

  • ETC車載ユニットは337千台、前年比71.3%と4ヶ月連続の前年割れとなった。

         
 
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