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7月の動向に関するコメント
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7月概況
[グラフは修正前(8/24)]
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民生用電子機器の7月出荷金額は2,077億円、前年比97.6%と12ヶ月振りに前年割れとなった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、薄型テレビが好調を維持しているものの、単価が下がったため、1,245億円、前年比97.1%と12ヶ月振りの前年割れとなった。
音声機器国内出荷金額は、176億円、前年比89.2%と、5ヶ月連続でマイナスとなった。
カーAVC機器国内出荷金額は、656億円、前年比101.2%で、8ヶ月連続のプラスであった。
主要製品別動向
- 7月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は594千台、前年比87.6%と3ヶ月振りにマイナスとなった。7月の構成比(台数ベース)は、CRTが24.1%、液晶が68.1%、PDPは7.8%であった。
- 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が399千台、前年比126.0%と好調を維持している。10型以上のうち、大型の占める割合が高い16:9が332千台、同156.7%であり、30型以上は209千台、同161.6%と更に高い伸びを示した。
- PDPは46千台、前年比167.9%と12ヶ月連続の二桁増となった。うち、37型以下がPDP全体数量の5割以上を占めている。
- DVDビデオは、439千台、前年比75.9%と2ヶ月続いて前年割れした。DVD録再機は247千台、同69.3%、その約9割を占めるHDD内蔵型は222千台、同71.6%であった。再生機も前年比86.7%と3ヶ月連続のマイナスであった。
- ビデオ一体型カメラは、91千台、前年比79.5%と2ヶ月連続のマイナスとなった。
- ステレオセットは、92千台、前年比72.9%と14ヶ月連続のマイナスであった。
- デジタルオーディオプレーヤは505千台と、引き続き音声機器を牽引している。そのうちの約8割、413千台が半導体メモリを使用するタイプである。
- カーオーディオでは、カーラジオが前年比104.8%と2ヶ月連続でプラスとなったが、カーステレオは同77.3%と7ヶ月連続でマイナスであった。出荷規模の大きいカーCDプレーヤも553千台、前年比95.2%とマイナスに転じた。
- カーカラーテレビは83千台、前年比78.3%と12ヶ月マイナスが続いたが、カーDVDは20千台、120.6%とプラスに転じた。カーナビゲーションシステムは362千台、同94.7%で2ヶ月続いて前年割れした。ソース別の構成比では、HDDタイプ(通信端末等含む)が55.9%と初めて5割を超え、DVD-ROMタイプは42.9%であった。
- ETC車載ユニットは446千台、前年比175.9%と4ヶ月連続のプラスとなった。
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