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1月の動向に関するコメント
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 1月概況
[グラフは修正前(6/21)]
民生用電子機器の1月出荷金額は1,570億円、前年比112.9%と6ヶ月連続の前年比増となった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、906億円、前年比109.9%と6ヶ月連続のプラスであった。冬季五輪開催を控え、大型フラットパネルテレビなどの需要が好調であった。
音声機器国内出荷金額は、引き続きデジタルオーディオプレーヤが牽引して、204億円、前年比165.6%と、10ヶ月連続のプラス、7ヶ月連続の二桁成長となった。
カーAVC機器国内出荷金額は、カーナビゲーションシステムとETC車載ユニットの伸びが大きく、全体では460億円、前年比103.7%で、2ヶ月連続のプラスであった。
 主要製品別動向
- 1月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は478千台、前年比84.7%と8ヶ月連続のマイナスとなった。1月の構成比(台数ベース)は、CRTが40.9%、液晶が52.8%、PDPが6.4%であった。
- 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が245千台、前年比144.5%と好調を維持している。10型以上のうち、大型の占める割合が高い16:9が183千台、同250.1%と更に高い伸びを示している。
- PDPは30千台、前年比218.9%と2倍以上の伸びとなり、6ヶ月連続の二桁増となった。引き続き37型以下がPDP全体数量の5割以上を占めている。
- DVDビデオは、391千台、前年比88.9%と4ヶ月連続のマイナスとなった。DVD録再機は208千台、同100.1%と前年を上回ったが、約8割を占めるHDD内蔵型は164千台、同99.9%と、2ヶ月連続のマイナスであった。再生機は前年比78.9%と11ヶ月連続でマイナスとなった。
- ビデオ一体型カメラは、94千台、前年比109.7%と5ヶ月振りにプラスに転じた。
- ステレオセットは、82千台、前年比61.4%と8ヶ月連続のマイナスであった。
- デジタルオーディオプレーヤは601千台と好調を持続している。そのうちの8割弱、469千台が半導体メモリを使用するタイプである。
- カーオーディオでは、カーラジオが前年比86.9%と22ヶ月連続でマイナスが続いており、カーステレオも同91.1%と再びマイナスに転じたが、出荷規模の大きいカーCDプレーヤは522千台、前年比105.8%と3ヵ月連続プラスとなった。
- カーカラーテレビは65千台、前年比62.1%と6ヶ月続けてマイナス、カーDVDは16千台、95.7%と2ヶ月連続で前年割れとなった。カーナビゲーションシステムは240千台、同106.5%で2ヶ月連続プラスとなった。ソース別の構成比では、HDD・通信端末等のタイプが前年比180.2%の41.1%と伸びており、DVD-ROMタイプは58.6%であった。
- ETC車載ユニットは345千台、126.6%と好調に推移している。
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