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統計資料
7月の動向に関するコメント


7月概況 [グラフは修正前(6/21)]

グラフ 民生用電子機器の7月出荷金額は2,128億円、前年比98.0%と20ヶ月振りにマイナスに転じた。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、液晶テレビなどは好調に推移したものの、これまで好調であったDVD等が振るわず、1,282億円、前年比90.8%と2ヶ月連続のマイナスとなった。
音声機器国内出荷金額は、引き続きデジタルオーディオプレーヤの伸びが目覚しく、197億円、同125.3%と、4ヶ月連続のプラスとなった。
カーAVC機器国内出荷金額は、カーナビゲーションシステムやカーDVDが堅調で、649億円、同107.7%、14ヶ月連続のプラスとなった。


 主要製品別動向

  • 7月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は678千台、前年比92.9%と2ヶ月連続のマイナスとなった。7月の構成比(台数ベース)は、CRTが47.1%、液晶が48.9%、PDPが4.1%であった。

  • 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が317千台、前年比152.4%と好調を維持している。10型以上のうち、大型の占める割合が高い16:9が212千台、同229.2%、さらにその中の30型以上が130千台、同264.7%と、特に大型で高い伸びを示している。

  • PDPは27千台、前年比80.4%で4ヶ月振りにマイナスに転じた。型別では37型以下が堅調である。

  • DVDビデオは、主に昨年のアテネ・オリンピック需要の反動から578千台、前年比82.2%と2ヶ月続いてマイナスとなった。DVD録再機も357千台、同83.9%、数値を公表し始めた2001年1月以来初めての前年割れとなった。また、9割近くを占めるHDD内蔵型も310千台、前年比94.1%とマイナスに転じた。再生機は前年比79.6%と5ヶ月連続でマイナスとなった。再生機の約4割がVTR一体型である。

  • ビデオ一体型カメラは、115千台、前年比88.5%と6ヶ月連続のマイナスとなった。

  • ステレオセットは、126千台、前年比87.3%と2ヶ月連続のマイナスであった。

  • ポータブルMDプレーヤは102千台、前年比50.2%、ポータブルCDプレーヤは64千台、前年比54.0%とマイナス傾向が続いている。

  • カーオーディオでは、カーラジオが前年比83.7%と16ヶ月連続でマイナス、カーMDが同53.5%と10ヶ月連続でマイナス、カーステレオも同77.5%でマイナスが続いている。出荷規模の大きいカーCDプレーヤは581千台、前年比104.2%で7ヶ月連続のプラスであった。

  • カーカラーテレビは106千台、前年比103.9%と9ヶ月連続のプラスとなった。カーDVDは16千台、126.5%で14ヶ月連続プラスとなった。カーナビゲーションは382千台、同120.7%で1999年11月以降プラスが続いている。ソース別の構成比はDVD−ROMタイプが60.9%、HDD・通信端末等のタイプが37.4%である。

         
 
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