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統計資料
6月の動向に関するコメント


6月概況 [グラフは修正前(6/21)]

グラフ 民生用電子機器の6月出荷金額は2,120億円、前年比101.3%と19ヶ月連続のプラスとなった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、薄型テレビなどは好調に推移したもののCRTカラーテレビやDVD再生機のマイナス傾向が響き、1,256億円、前年比99.8%と24ヶ月ぶりのマイナスとなった。
音声機器国内出荷金額は、先月に続きデジタルオーディオプレーヤの伸びが顕著で、165億円、同106.5%と、3ヶ月連続のプラスとなった。
カーAVC機器国内出荷金額は、カーナビゲーションシステムやカーDVDが好調で、699億円、同103.0%、13ヶ月連続のプラスとなった。


 主要製品別動向

  • 6月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は631千台、前年比90.2%と、昨年同月がアテネオリンピック開催直前で液晶、PDPとも大幅に伸びたこともあり、全体としては9ヶ月ぶりのマイナスとなった。6月の構成比(台数ベース)は、CRTが43.1%、液晶が51.2%、PDPが5.7%であった。

  • 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が310千台、前年比151.6%と好調に推移している。10型以上のうち、大型の占める割合が高い16:9が202千台、同237.6%、さらにその中の30型以上が117千台、同278.3%と、特に大型で高い伸びを示している。

  • PDPは36千台、前年比100.3%で、3ヶ月連続プラスであったが、37型以下の伸びが大きく全体の過半数を占めている。

  • DVDビデオは595千台、前年比96.3%と数値を公表し始めた1999年1月以来初めてのマイナスとなった。昨年のアテネオリンピック需要の反動及び普及率が高くなったこと(2005年3月時点で49%:内閣府)が原因と思われる。四半期でも99.7%と初のマイナスであった。とはいえ、DVD録再機は363千台、同106.4%と引き続きプラス傾向にあり、録再機の83%を占めるHDD内蔵型は、301千台、前年比116.8%と好調を維持している。再生機は前年比83.7%と4ヶ月連続でマイナスとなった。再生機の約4割がVTR一体型である。

  • ビデオ一体型カメラは、100千台、前年比85.5%と5ヶ月連続のマイナスとなった。

  • ステレオセットは、133千台、前年比84.0%とマイナスに転じた。

  • ポータブルMDプレーヤは108千台、前年比62.7%、ポータブルCDプレーヤは52千台、前年比47.1%とマイナスが続いている。

  • カーオーディオでは、カーラジオは前年比81.2%と15ヶ月連続でマイナス、カーMDも同71.2%と9ヶ月連続でマイナス、カーステレオも同75.5%でマイナスが続いているが、出荷規模の大きいカーCDプレーヤは591千台、前年比106.0%で6ヶ月連続のプラスとなった。

  • カーカラーテレビは112千台、前年比109.6%と8ヶ月連続のプラスとなった。カーDVDは20千台、182.3%と高い伸びを示し、13ヶ月連続プラスとなった。カーナビゲーションは416千台、同113.7%で1999年11月以降プラスが続いている。ソース別の構成比はDVD−ROMタイプが61.2%、HDD・通信端末等のタイプが36.1%である。

         
 
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