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統計資料
3月の動向に関するコメント


3月概況

グラフ 民生用電子機器の3月出荷金額は2,332億円、前年比105.2%と16ヶ月連続のプラスとなった。2004年度の出荷金額は24,160億円、同113.1%と、2002年度から3年連続でプラスが続いている。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、1,437億円、前年比104.2%.と21ヶ月連続のプラス、6ヶ月連続の二桁増となった。液晶カラーテレビ、DVD録再機などが好調に推移し、年度では15,438億円、同118.0%となった。
音声機器国内出荷金額は、MD関連機器の需要一巡やCDラジカセの低迷など、市場を牽引するリーディング商品不在により、175億円、同84.0%と依然厳しい状況が続いており、2000年3月以来、マイナス推移から脱していない。年度でも2,001億円、同84.1%とマイナスが続いている。
カーAVC機器国内出荷金額は、カーナビゲーションシステムが好調で全体を牽引し、721億円、同114.3%、10ヶ月連続のプラスとなった。2004年度実績は6,721億円、114.0%であった。



 主要製品別動向

  • 3月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は914千台、前年比101.2%となった。CRTカラーテレビは減少傾向にあるが、液晶テレビは前年を上回る実績となっており、全体としては6ヶ月連続のプラスになった。3月の構成比(台数ベース)は、CRTが56%、液晶が41.5%、PDPが2.5%となっている。

  • 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が354千台、前年比198.3%と倍増ペースで推移している。10型以上のうち、大型の占める割合が高い16:9が169千台、同229.0%、更にその中の30型以上が89千台、同257.0%と、特に大型で高い伸びを示している。

  • PDPは23千台、前年比96.7%で、2003年5月以来の2度目のマイナスとなった。

  • DVDビデオは633千台、前年比125.2%と、数値を公表し始めた1999年1月以来プラスが続いている。DVD録再機は、373千台、同157.7%、録再機の82%を占めるHDD内蔵型は、306千台、同176.6%と、HDD内蔵型録再機の伸びが大きい。再生機は同96.6%と3ヶ月ぶりにマイナスとなった。再生機の43%はVTR一体型である。

  • ビデオ一体型カメラは、197千台、前年比88.2%と2ヶ月連続のマイナスとなった。

  • ステレオセットは、177千台、前年比81.8%と7ヶ月連続のマイナスであった。

  • ポータブルMDプレーヤは224千台、前年比78.5%、ポータブルCDプレーヤは100千台、同85.3%とマイナスが続いている。

  • カーオーディオでは、カーラジオは前年比90.1%と12ヶ月連続でマイナス、カーMDも同71.2%と6ヶ月連続でマイナス、カーステレオも同72.3%でマイナスであったが、出荷規模の大きいカーCDプレーヤは663千台、同101.3%で3ヶ月連続のプラスとなった。

  • カーカラーテレビは130千台、前年比125.7%と5ヶ月連続のプラスとなった。カーDVDは23千台、164.9%と高い伸びを示し、10ヶ月連続プラスとなった。カーナビゲーションは401千台、同119.1%で1999年11月以降プラスが続いている。ソース別の構成比はDVD-ROMタイプが71%、HDDタイプ等が27%である。

         
 
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