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統計資料
2月の動向に関するコメント


2月概況

グラフ 民生用電子機器の2月出荷金額は1,689億円、前年比107.7%と15ヶ月連続のプラスとなった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、992億円、前年比111.9%.と20ヶ月連続のプラスとなった。液晶カラーテレビ、PDP、DVDが好調に推移し、5ヶ月連続で二桁増となった。
音声機器国内出荷金額は、MD関連機器の需要一巡やCDラジカセの低迷など、市場を牽引するリーディング商品不在により、133億円、同77.0%と依然厳しい状況が続いており、2000年3月以来、マイナス推移から脱していない。
カーAVC機器国内出荷金額は、カーナビゲーションシステムが好調で全体を牽引し、564億円、同110.8%、9ヶ月連続のプラスとなった。



 主要製品別動向

  • 2月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は626千台、前年比105.4%となった。CRTカラーテレビの減少は大きいが、液晶テレビ、PDPは前年を上回る実績となっており、全体としては5ヶ月連続のプラスになった。2月の構成比(台数ベース)は、CRTが55.9%、液晶が40.9%、PDPが3.2%となり、CRTの構成比は再び6割を下回った(1月は65.2%)。

  • 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が241千台、同213.1%と伸長している。10型以上の内、大型の占める割合が高い16:9が119千台、同283.0%、更にその中の30型以上が62千台、同267.7%と、特に大型で高い伸びを示している。

  • PDPは20千台、前年比114.7%で、21ヶ月連続でプラスとなった。型別の構成比は、37型以下が43%、38〜43型が45%、44型以上が12%を占めている。

  • DVDビデオは445千台、前年比124.0%と、数値を公表し始めた1999年1月以来プラスが続いている。DVD録再機は、240千台、同155.3%、録再機の83%を占めるHDD内蔵型は、198千台、前年比183.1%、と大幅に伸長した。再生機は前年比100.4%と2ヶ月連続のプラスとなった。再生機の42%がVTR一体型である。

  • ビデオ一体型カメラは、133千台、前年比97.7%と再びマイナスに転じた。

  • ステレオセットは、158千台、前年比87.1%と6ヶ月連続のマイナスであった。

  • ポータブルMDプレーヤは169千台、前年比63.2%、ポータブルCDプレーヤは73千台、前年比63.3%で8ヶ月連続、ヘッドホンステレオも同55.0%と引き続き前年実績を割り込んでいる。

  • カーオーディオは、カーラジオが前年比93.7%と11ヶ月連続でマイナス、カーMDも同65.7%と5ヶ月連続でマイナス、カーステレオも同83.3%でマイナスであったが、出荷規模の大きいカーCDプレーヤは同102.3%で2ヶ月連続のプラスとなった。

  • カーカラーテレビは110千台、前年比114.3%と4ヶ月連続のプラスとなった。カーDVDは17千台、149.4%と高い伸びを示し、9ヶ月連続プラスとなった。カーナビゲーションは302千台、同112.8%で1999年11月以降プラスが続いている。ソース別の構成比はDVD−ROMタイプが71%、HDDタイプ等が27%である。

         
 
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