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統計資料
2000年(1−12月)民生用電子機器の国内出荷動向について
(平成13年1月31日)

(社)電子情報技術産業協会
総合企画部調査グループ

    2000年(1−12月)の国内市場は、映像機器、音声機器、カーAVC機器ともにデジタル関連機器が好調に推移した。

  • カラーテレビは、BSデジタル放送の開始、オリンピック効果、フラット型ブラウン管カラーテレビの人気などから9,873千台、前年比102.9%と97年以来3年振りにプラスに転じた。デジタルテレビは、149千台、デジタルチューナは215千台、またフラット型ブラウン管カラーテレビの全体に占める割合は約50%となった。
  • ビデオ一体型カメラは、半導体メモリを搭載し、パソコンへの画像取り込み、静止画記録等の新しい用途の拡大、さらにディスクを記録媒体とするタイプの登場により、1,451千台、同105.6%と好調に推移し、デジタル化率は92.0%となった。
  • DVDは、低価格化の進展、ポータブル機器の充実、ホームシアター需要の高まり、DVD録再機の市場導入により、840千台、同216.4%と高伸長した。
  • ポータブルMDは、MD内蔵ステレオ、ラジカセなど家庭内での録音インフラが整ってきたことに加え、小型軽量化、充電時間の短縮、カラーバリエーションの増加、MDLP(ロングプレイモード)機能搭載タイプの投入などにより、2,957千台、同111.3%と2桁の伸びとなった。ポータブルオーディオ(ヘッドホンステレオ、ポータブルCD、ポータブルMDの合計)に占めるポータブルMDの割合は、前年の35.4%から40.6%となった。
  • ステレオセットは、3,033千台、同102.5%と4年連続のプラスとなり過去最高を記録した。この内MD内蔵タイプは、2,567千台でステレオセットの84.6%を占め標準タイプとなっている。
  • カーナビゲーションシステムは、DVD-ROMタイプの低価格化により一般層に広く浸透しつつあり、1,699千台、同129.0%と好調に推移した。
  • カーオーディオ(カーステレオ、カーCD、カーMDの合計)に占めるカーCDの割合は、前年の52.8%から62.3%となった。
以上
 
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