2002年11月度の移動電話国内出荷数量は、3,777千台、前年比117.0％と18ヶ月ぶりのプラスとなった。前月比でも、119.6％と再び増加に転じた。

このうち、携帯・自動車電話は、3,698千台、前年比123.5％と、2ヶ月連続のプラスとなった。前月比でも、120.5％と増加に転じた。これは、10〜11月とカメラ付携帯電話への買替需要が堅調に推移したためと推測される。

一方、公衆用PHSは、79千台、前年比33.4％と21ヶ月連続のマイナスを記録した。累計（4-11月）でも、729千台、前年比36.5％と、依然、低迷している。