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統計資料
2001年度移動電話国内出荷実績
3月のコメント


移動電話の2002年3月度の国内出荷数量は、昨年3月にインターネット接続機能対応機種の急増に伴い6,000千台超の過去最高を記録したことの反動もあり、3,127千台、前年同月比50.3%と10カ月連続のマイナスとなった。

2001年度(2001年4月-2002年3月)累計では、45,403千台、前年同期比83.2%のマイナスとなった。年度前半は7月度を除き毎月4,000千台超の出荷が続いていたものの、後半には毎月3,000千台前後の推移となった。昨年6月に14ヶ月振りでマイナスに転じて以来回復していないことになるが、過去最高となった前年度と比較していることも一つの要因であり、規模的には史上2番目の水準であった。

このうち、携帯・自動車電話の3月度の国内出荷数量は、2,972千台、前年同月比50.6%と減少、10ヶ月連続のマイナスとなった。これは前述の要因に加え、人口普及率が6割弱に達したことによる新規加入者数の伸び率鈍化、インターネット接続機能を備えた端末需要一巡、国内景気の低迷等の影響を受け買替需要が減速しているためと考えられる。なお、第3世代機(3G)の出荷も増えつつあるものの、全体の牽引役にまでは至っていない。

一方、公衆用PHSの3月度の国内出荷数量は、155千台、前年同月比44.6%と13カ月連続のマイナスとなった。累積加入者数の前年割れが続いていることの影響が大きい。

 
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