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統計資料
10月の動向に関するコメント


10月概況

グラフ 民生用電子機器の10月出荷金額は2,250億円、前年比109.2%で、3ヶ月連続の前年比増となった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、薄型テレビが引き続き好調で、1,444億円、前年比109.5%と3ヶ月連続のプラスであった。
音声機器国内出荷金額は、デジタルオーディオプレーヤが好調で、200億円、前年比109.0%と2ヶ月連続でプラスとなった。
カーAVC機器国内出荷金額は、606億円、前年比108.6%で、11ヶ月連続のプラスであった。


 主要製品別動向

  • 10月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は667千台、前年比93.9%と4ヶ月連続のマイナスとなった。10月の構成比(台数ベース)は、CRTが15.7%と落ち込む一方で、液晶が72.5%と初めて70%を超えた。PDPの構成比11.8%も過去最高である。

  • 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が483千台、前年比127.1%と好調を維持している。10型以上のうち、大型の占める割合が高い16:9が408千台、同154.1%であり、30型以上は261千台、同158.7%と更に高い伸びを示した。

  • PDPは79千台、前年比150.7%と15ヶ月連続の二桁増となった。うち、37型以下がPDP全体数量の5割以上を占めている。

  • DVDビデオは、492千台、前年比88.8%と5ヶ月続いて前年割れした。DVD録再機は296千台、同90.4%、その約9割を占めるHDD内蔵型は267千台、同98.8%であった。再生機は前年比86.4%と6ヶ月連続のマイナスであった。

  • ビデオ一体型カメラは95千台、前年比99.8%と5ヶ月連続のマイナスであった。

  • ステレオセットは、96千台、前年比82.7%と17ヶ月連続のマイナスであった。

  • デジタルオーディオプレーヤは610千台、そのうちの約8割を占める485千台が半導体メモリを使用するタイプである。

  • カーオーディオでは、カーラジオが前年比77.8%と2ヶ月連続のマイナスとなり、カーステレオも同77.6%と10ヶ月連続でマイナスであった。出荷規模の大きいカーCDプレーヤは555千台、前年比107.7%とプラスに転じた。

  • カーカラーテレビは93千台、前年比107.4%で15ヶ月振りにプラス、カーDVDは25千台、140.7%と4ヶ月連続の二桁増であった。カーナビゲーションシステムは308千台、同97.5%で3ヶ月振りに前年割れとなった。ソース別の構成比では、HDDタイプ(通信端末等含む)は56.5%、DVD-ROMタイプは43.1%であった。

  • ETC車載ユニットは288千台、前年比72.9%と3ヶ月連続の前年割れとなった。

         
 
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