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統計資料
3月の動向に関するコメント


3月概況 [グラフは修正前(6/21)]

グラフ 民生用電子機器の3月出荷金額は2,532億円、前年比108.6%と8ヶ月連続の前年比増となった。2005年度の出荷金額は2兆5,797億円、前年比106.8%と、2002年度から4年連続でプラスが続いている。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、薄型テレビが好調に推移し1,606億円、前年比111.8%と8ヶ月連続のプラスであった。年度では1兆6,293億円、前年比105.5%と4年続いてプラスとなった。
音声機器国内出荷金額は、158億円、前年比90.6%と、12ヶ月振りにマイナスとなった。2005年度計では、デジタルオーディオプレーヤが好調で2,456億円、122.7%と1999年度以来のプラスであった。
カーAVC機器国内出荷金額は、カーナビゲーションシステムの伸びが大きく、全体では767億円、前年比106.5%で、4ヶ月連続のプラスであった。2005年度実績は7,048億円、104.9%であった。


 主要製品別動向

  • 3月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は819千台、前年比89.6%と10ヶ月連続のマイナスとなった。3月の構成比(台数ベース)は、CRTが33.5%、液晶が61.7%、PDPが4.8%であった。なお、2005年度計では液晶が53.4%となり、初めてCRT(40.5%)を超えた。

  • 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が486千台、前年比137.4%と好調を維持している。10型以上のうち、大型の占める割合が高い16:9が341千台、同201.1%であり、30型以上は200千台、同225.6%と更に高い伸びを示した。

  • PDPは40千台、前年比175.0%と8ヶ月連続の二桁増となった。引き続き37型以下がPDP全体数量の5割以上を占めている。

  • DVDビデオは、547千台、前年比86.4%と6ヶ月連続のマイナスとなった。DVD録再機は314千台、同84.0%、その約8割を占めるHDD内蔵型は263千台、同86.2%であった。再生機は前年比89.9%と13ヶ月連続でマイナスとなった。

  • ビデオ一体型カメラは、216千台、前年比109.8%と2ヶ月振りにプラスとなった。

  • ステレオセットは、146千台、前年比82.3%と10ヶ月連続のマイナスであった。

  • デジタルオーディオプレーヤは301千台と、引き続き音声機器を牽引している。そのうちの9割近く、263千台が半導体メモリを使用するタイプである。

  • カーオーディオでは、カーラジオが前年比82.2%と24ヶ月連続でマイナスが続いており、カーステレオも同88.7%と3ヶ月連続でマイナスであった。出荷規模の大きいカーCDプレーヤも656千台、前年比99.0%と5ヵ月振りにマイナスとなった。

  • カーカラーテレビは99千台、前年比75.6%と8ヶ月続けてマイナス、カーDVDは22千台、93.8%と4ヶ月連続で前年割れとなった。カーナビゲーションシステムは447千台、同111.3%で4ヶ月連続プラスとなった。ソース別の構成比では、HDD・通信端末等のタイプ(前年比192.1%)が47.6%、DVD-ROMタイプが51.8%であった。

  • ETC車載ユニットは437千台、96.5%と2ヶ月連続でマイナスとなった。

         
 
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