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統計資料
11月の動向に関するコメント


11月概況 [グラフは修正前(6/21)]

グラフ 民生用電子機器の11月出荷金額は2,647億円、前年比110.8%と4ヶ月連続の前年比増となった。
映像機器国内出荷金額も、1,727億円、前年比111.2%と4ヶ月連続プラスであった。全体としては堅調であり、特に薄型テレビが好調を維持している。
音声機器国内出荷金額は、引き続きデジタルオーディオプレーヤが牽引して、274億円、前年比153.1%と、8ヶ月連続のプラス、5ヶ月連続の二桁成長となった。
カーAVC機器国内出荷金額は、二桁増で推移してきたカーナビゲーションシステムが1999年11月以来初めてマイナスとなり、全体では646億円、前年比98.3%で、18ヶ月ぶりのマイナスとなった。


 主要製品別動向

  • 11月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は804千台、前年比96.6%と6ヶ月連続のマイナスとなった。11月の構成比(台数ベース)は、CRTが34.1%、液晶が57.4%、PDPが8.5%で、薄型テレビが着実に伸びている。1-11月累計では、液晶カラーテレビが3,550千台で、CRTカラーテレビ(3,585千台)に迫っている。
     *薄型テレビ(液晶+PDP)は1-10月累計で3,399千台と、CRTの3,311千台を超えている。

  • 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が452千台、前年比160.6%と好調を維持している。10型以上の内、大型の占める割合が高い16:9が340千台、同252.4%、更にその中の30型以上が209千台、同278.4%と、特に大型で高い伸びを示している。

  • PDPは68千台、前年比175.3%で4ヶ月連続の二桁増となった。引き続き37型以下がPDP全体数量の5割以上を占めている。

  • DVDビデオは、717千台、前年比93.6%と2ヶ月連続マイナスとなった。DVD録再機も461千台、同95.0%と2ヶ月前年割れだが、8割以上を占めるHDD内蔵型は399千台、同100.3%とプラスに転じている。再生機は前年比91.1%と9ヶ月連続でマイナスとなった。VTR一体型の占める割合は40%前後で推移している。

  • ビデオ一体型カメラは、81千台、前年比73.0%と3ヶ月連続のマイナスであった。

  • ステレオセットは、147千台、前年比75.3%と6ヶ月連続のマイナスであった。

  • デジタルオーディオプレーヤが急速に普及する一方で、ポータブルMDプレーヤは85千台、前年比33.7%と大幅な前年割れが続いている。ポータブルCDプレーヤも66千台、前年比53.9%とマイナスで推移した。

  • カーオーディオでは、カーラジオが前年比86.7%と20ヶ月連続でマイナス、カーMDも同65.9%と14ヶ月連続でマイナス、カーステレオも同76.8%でマイナスが続いているが、出荷規模の大きいカーCDプレーヤは590千台、前年比108.4%とプラスに転じた。

  • カーカラーテレビは93千台、前年比79.8%と4ヶ月続けてマイナスとなった。カーDVDは18千台、110.9%で18ヶ月連続プラスとなった。カーナビゲーションシステムは359千台、同95.6%で1999年11月以来初めてマイナスとなった。ソース別の構成比ではHDD・通信端末等のタイプが43.6%と伸びており、DVD−ROMタイプは54.9%であった。

         
 
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