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統計資料
10月の動向に関するコメント


10月概況 [グラフは修正前(6/21)]

グラフ 民生用電子機器の10月出荷金額は2,059億円、前年比108.9%と3ヶ月連続の前年比増となった。
映像機器国内出荷金額も、1,318億円、前年比108.8%と3ヶ月連続プラスであった。全体としては堅調であり、特に薄型テレビが好調を維持している。
音声機器国内出荷金額は、引き続きデジタルオーディオプレーヤが牽引して、183億円、前年比120.9%と、7ヶ月連続のプラス、4ヶ月連続の二桁成長となった。
カーAVC機器国内出荷金額は、カーナビゲーションシステムが堅調で、558億円、前年比105.7%、17ヶ月連続のプラスとなった。


 主要製品別動向

  • 10月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は711千台、前年比98.2%と5ヶ月連続のマイナスとなった。10月の構成比(台数ベース)は、CRTが38.6%と初めて4割を下回る一方で、液晶が54.1%、PDPが7.4%と着実に伸びている。

  • 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が380千台、前年比155.4%と好調を維持している。10型以上の内、大型の占める割合が高い16:9が265千台、同273.0%、更にその中の30型以上が164千台、同314.4%と、特に大型で高い伸びを示している。

  • PDPは52千台、前年比170.6%で4ヶ月連続の二桁増となった。引き続き37型以下がPDP全体数量の5割以上を占めている。

  • DVDビデオは、554千台、前年比89.3%と再びマイナスに転じた。DVD録再機は327千台、同91.7%、8割以上を占めるHDD内蔵型も270千台、同93.8%と、共に前年割れしている。また、再生機は前年比86.0%と8ヶ月連続でマイナスとなった。VTR一体型の占める割合は40%前後で推移している。

  • ビデオ一体型カメラは、95千台、前年比95.6%と2ヶ月連続のマイナスであった。

  • ステレオセットは、116千台、前年比79.5%と5ヶ月連続のマイナスであった。

  • デジタルオーディオプレーヤが急速に普及する一方で、ポータブルMDプレーヤは78千台、前年比31.0%と激減した。ポータブルCDプレーヤも38千台、前年比58.6%とマイナス傾向が続いている。

  • カーオーディオでは、カーラジオが前年比89.5%と19ヶ月連続でマイナス、カーMDも同52.3%と13ヶ月連続でマイナス、カーステレオも同91.9%でマイナスが続いているが、出荷規模の大きいカーCDプレーヤも515千台、前年比98.4%で10ヶ月振りに前年割れした。

  • カーカラーテレビは87千台、前年比87.2%と3ヶ月続けてマイナスとなった。カーDVDは17千台、109.2%で17ヶ月連続プラスとなった。カーナビゲーションシステムは316千台、同113.1%で1999年11月以降プラスが続いている。ソース別の構成比ではHDD・通信端末等のタイプが38.3%となった。DVD−ROMタイプは60.2%であった。

         
 
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