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統計資料
9月の動向に関するコメント


9月概況 [グラフは修正前(6/21)]

グラフ 民生用電子機器の9月出荷金額は2,142億円、前年比106.8%と前月に続きプラスとなった。1〜9月計では17,123億円、同105.7%であった。
映像機器国内出荷金額も、1,359億円、前年比105.0%と2ヶ月連続プラスであった。全体としては堅調であり、特に薄型テレビが好調を維持している。また、1月からの累計は10,424億円、同104.6%であった。
音声機器国内出荷金額は、引き続きデジタルオーディオプレーヤが牽引して、185億円、前年比123.2%と、6ヶ月連続のプラス、3ヶ月連続の二桁成長となった。また、1月からの累計は1,530億円、同105.8%となっている。
カーAVC機器国内出荷金額は、カーナビゲーションシステムが堅調で、597億円、前年比106.5%、16ヶ月連続のプラスとなった。1月からの累計は5,170億円、107.9%であった。


 主要製品別動向

  • 9月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は671千台、前年比98.0%と4ヶ月連続のマイナスとなった。9月の構成比(台数ベース)は、CRTが43.1%、液晶が49.4%、PDPが7.0%であった。1月からの累計では、液晶テレビとPDPを合わせた薄型テレビが296万台とCRTテレビの304万台に迫っており、年計では逆転すると見られる。

  • 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が313千台、前年比164.2%と好調を維持している。10型以上のうち、大型の占める割合が高い16:9が208千台、同254.5%、更にその中の30型以上が125千台、同284.1%と、特に大型で高い伸びを示している。

  • PDPは47千台、前年比175.0%で2ヶ月連続の二桁増となった。37型以下の伸びが大きく、PDP全体数量の5割以上を占めている。

  • DVDビデオは、576千台、前年比105.9%と4ヶ月振りにプラスとなった。DVD録再機は332千台、同112.7%、8割以上を占めるHDD内蔵型も280千台、同116.2%と、共に3ヶ月振りの前年比増であった。一方、再生機は前年比97.8%と7ヶ月連続でマイナスとなった。VTR一体型の占める割合は下がりつつある。
    1-9月累計では、DVD全体の57%は録再機であり、録再機の83%がHDD内蔵型となっている。

  • ビデオ一体型カメラは、235千台、前年比98.6%とマイナスに転じた。

  • ステレオセットは、135千台、前年比88.7%と4ヶ月連続のマイナスであった。

  • ポータブルMDプレーヤは89千台、前年比45.2%、ポータブルCDプレーヤは57千台、前年比57.9%とマイナス傾向が続いている。

  • カーオーディオでは、カーラジオが前年比92.3%と18ヶ月連続でマイナス、カーMDも同75.0%と12ヶ月連続でマイナス、カーステレオも同84.6%でマイナスが続いているが、出荷規模の大きいカーCDプレーヤは594千台、前年比106.7%で9ヶ月連続のプラスであった。

  • カーカラーテレビは96千台、前年比90.7%と2ヶ月続けてマイナスとなった。カーDVDは19千台、124.8%で16ヶ月連続プラスとなった。カーナビゲーションは334千台、同110.3%で1999年11月以降プラスが続いている。ソース別の構成比はDVD−ROMタイプが62.8%、HDD・通信端末等のタイプが36.1%である。

         
 
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