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統計資料
8月の動向に関するコメント


8月概況 [グラフは修正前(6/21)]

グラフ 民生用電子機器の8月出荷金額は1,765億円、前年比105.5%とプラスに転じた。 映像機器国内出荷金額は、昨年のアテネオリンピック需要の反動から6月、7月と前年割れが続いたが、8月は1,155億円、前年比102.8%と3ヶ月振りにプラスとなった。全体としては堅調であり、特に液晶テレビが好調を維持している。 音声機器国内出荷金額は、引き続きデジタルオーディオプレーヤが牽引して、153億円、同119.8%と、5ヶ月連続のプラス、2ヶ月連続の二桁成長となった。 カーAVC機器国内出荷金額は、カーナビゲーションシステムが堅調で、456億円、同108.2%、15ヶ月連続のプラスとなった。


 主要製品別動向

  • 8月のカラーテレビ全体計(CRT+液晶+PDP)は615千台、前年比98.2%と3ヶ月連続のマイナスとなった。8月の構成比(台数ベース)は、CRTが49.3%、液晶が46.3%、PDPが4.4%であった。

  • 液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上が274千台、前年比158.9%と好調を維持している。10型以上のうち、大型の占める割合が高い16:9が187千台、同250.4%、さらにその中の30型以上が109千台、同271.8%と、特に大型で高い伸びを示している。

  • PDPは27千台、前年比135.6%でプラスに転じ、かつ、3ヶ月振りの二桁増となった。型別では37型以下の伸びが大きい。

  • DVDビデオは、481千台、前年比89.9%と3ヶ月続いてマイナスとなった。DVD録再機も272千台、同93.0%と前月に続き前年割れとなり、8割以上を占めるHDD内蔵型も228千台、同98.7%と横ばい状態である。再生機は前年比86.2%と6ヶ月連続でマイナスとなった。再生機の4割近くはVTR一体型である。

  • ビデオ一体型カメラは、166千台、前年比118.5%と7ヶ月振りのプラスとなった。

  • ステレオセットは、107千台、前年比78.5%と3ヶ月連続のマイナスであった。

  • ポータブルMDプレーヤは87千台、前年比52.8%、ポータブルCDプレーヤは59千台、前年比69.1%とマイナス傾向が続いている。

  • カーオーディオでは、カーラジオは前年比89.9%と17ヶ月連続でマイナス、カーMDも同65.4%と11ヶ月連続でマイナス、カーステレオも同79.9%でマイナスが続いているが、出荷規模の大きいカーCDプレーヤは439千台、同107.2%で8ヶ月連続のプラスとなった。

  • カーカラーテレビは79千台、前年比96.3%と10ヶ月振りにマイナスとなった。カーDVDは14千台、同103.0%で15ヶ月連続プラスとなった。カーナビゲーションは251千台、同118.6%で1999年11月以降プラスが続いている。ソース別の構成比はDVD−ROMタイプが64.7%、HDD・通信端末等のタイプが34.2%である。

         
 
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