2008年11月度の移動電話国内出荷台数は3,493千台と、前年同月比70.2％と5ヶ月連続マイナスとなったものの、4ヶ月ぶりに300万台を回復した。2008年度4月〜11月累計では、24,860千台、前年同期比75.8%となっており、ワンセグ対応製品が牽引した前年好調の反動を受けている。11月度の携帯電話は3,386千台、前年同月比70.4％とやはり5ヶ月連続マイナスとなった。携帯電話のうち、ワンセグ対応製品は3,064千台、前年同月比100.3％で、単月出荷としては過去二番目に高い実績であった。また、ワンセグ搭載率も90.5％と、はじめて9割を超え、統計開始以来の累計出荷台数では、46,702千台となった。新販売方式により、従来の価格より相対的に端末価格が上昇したことや、旧機種安売りモデルがなくなったことにより、一部に様子見のユーザも見受けられるものの、ワンセグ対応製品等の高機能製品については、ユーザに支持されている。
PHSは107千台、前年同月比62.7％と5ヶ月連続マイナスとなった。