移動電話の2001年8月国内出荷数量は、4,192千台、前年比98.6%と3カ月連続のマイナスとなった。

このうち、携帯・自動車電話国内出荷数量は、3,989千台、前年比99.9%とほぼ横這いであった。新規加入者増の頭打ち傾向や、買い替え需要の減速が影響しているためとみられる。ただし、高精細カラー液晶画面やデジタルカメラ搭載機、Java対応機等の高価格品の出荷比率が高まり、金額では引き続き前年を上回っている（121.7%）。

一方、公衆用PHS国内出荷数量は、加入者数の減少傾向が続いている影響で、203千台､前年比79.1%と6カ月連続のマイナスとなった。