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プレスリリース

「半導体部会」の発足について
平成16年7月26日
(社)電子情報技術産業協会

 (社)電子情報技術産業協会は、従来、半導体とディスプレイによって構成されていた「電子デバイス部会」を廃止して、半導体分野については、本日「半導体部会」として新たに独立した部会として出発することが承認されました。半導体部会には半導体関連企業47社が参加(予定)、初代の部会長(任期2年間)には、株式会社ルネサステクノロジの伊藤達・代表取締役社長&COOが選出されました。
 日本の電子工業の生産規模は約20兆円、その内、半導体(半導体素子及び集積回路)の生産は5兆円程度となっており、パソコン、携帯電話、デジタル家電、自動車分野等半導体の需要は今後、更に拡大の傾向にあり、電子産業の中核産業として半導体の位置付けはますます重要になりつつあります。また、半導体産業のグローバル化が進み、WTOの理念に基づく自由貿易の促進、知的財産権、環境保全等の世界的な共通課題に対して、各地域の半導体業界団体との意見・情報交換を積極的に行うことも重要になっています。
 こうした状況を踏まえ、世界における日本の半導体業界のプレゼンスと世界への発信力を高めるとともに半導体業界の諸課題に積極的に対応し、政府、関係機関へ積極的に提言するため、半導体部会を独立させたものです。なお、世界半導体会議(WSC)では、当半導体部会を「JEITA-JSIA」として各国・各地域半導体工業会とともに、環境対策、知財保護、通商ルール、技術協力等の活動を積極的に進めます。
 今後、半導体部会では上記の世界的な課題の他、産業競争力を支えるための技術力強化に向けた事業やユーザ業界とのコラボレーション(協業)等の新市場創出に関する事業なども展開していく方針です。

以上

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半導体部会構成図
 
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